長期インターン選びで後悔しない3つのポイント

 

就活を進めるに連れて、長期インターンに興味を持ち始める就活生も少なくない。その理由は様々。「数日間規模の企業インターンに幾つか行って、もっと本格的に働く経験がしたくなった」「エントリーシートや面接で語るネタに、圧倒的成長経験が欲しい」などなど、様々な就活生の声を耳にする。 日常生活の大部分の時間を割き、長期間かけて取り組むインターンシップ。動機は何であれ、その長期インターンをどんな企業で過ごすかは、非常に大切なポイントになるだろう。 インターネットで軽く検索しただけでも、かなりの長期インターン募集がヒットするが、その中から自分にぴったりのインターンシップ先を見つけるポイントは…?

 

今回は、有名ベンチャー企業3社での長期インターンシップを経験した、京都大学のNさん(文系、19卒、仮名)の経験をご紹介します。難関ベンチャー企業4社に内定し、年内に就活を終えた就活強者でもあるNさん。早期に就活を終えることができた秘訣も長期インターンの経験にありました。

 

彼が考える「長期インターン選びで後悔しない3つのポイント」に迫ります。

 

1社目:「働く」イメージを持ちたくて、とりあえず飛び込んだ

ー 1社目はどのようにして出会ったんですか?

 

Nさん:長期インターンの情報サイトで探していて「支社立ち上げ」という言葉に惹かれたんです。

 

 

ー そもそもなぜ長期インターンに興味を持ったんですか?

 

Nさん:きっかけは、就活生になる前年の夏、興味本位でサマーインターンに何社か参加したことです。当時は就活軸なんて何もなく。サマーインターンを経て、もうちょっと働くことに対しての解像度を上げて、就活に対してイメージを膨らませたいと思いました。

 

夏以降、学校が落ち着いて自由な時間が増えたときに、この時間を使ってもっと成長したい。それと同時に「働く」って何だ?を探したい。ついでにお金も稼ぎたい。(笑)と思い、長期インターンシップという活動の選択をしました。

 

ー インターンの1社目としてG社を受けられた理由は?

 

Nさん:「幅広く様々なことに挑戦できる環境」と聞いたから。そもそも自分が何をしたいかよくわからなかったので、ざっくりとたくさんの事を学べる、支社立ち上げフェーズの企業を選びました。当時職種にこだわりもなく、企画と営業をさせてもらうことになりました。

 

ー 実際に働いてみてどうでしたか?

 

Nさん:「何でもできる環境」は確かにありましたね。与えられた領域に対しては、自分で戦略を立ててどんどん営業に行く。自分の作った企画が全社の方針になることも多々ある。会社では学生かどうかは関係なく、自由と厳しさを学びました。

 

やりたいことが決まってない分、やれることは何でもしようというモチベーションの元、

会社にとっての成果を出すことで、大きな伸び幅を実感しながら成長できました。

 

ー 働くことに対してのイメージは湧きましたか?

 

Nさん:少しずつ、自分が働く上で大切にしたいことが見えてきました。僕の場合、それは事業への共感だったり、上司への尊敬であったり。

 

僕が担当していた事業では、パワースポット巡りツアーを営業先の占い師の方と作ったり、獲れたての野菜を美味しく食べる農業体験ツアーを農家の方と作ったりしていました。その事業のビジョンや方針に共感があり、やりがいを感じていました。また、直属の上司は新卒で、仕事面での学びは正直そこまでありませんでした。ですが、彼の考え方や人間性を大いに学ぶことができ、この先どんな企業に就職しても、このような人と働きたいと思えました。G社では半年程勤務し、就職活動の本格化を機に退職しましたが、この会社での発見は、その後の就職活動を効率良く進めていく上でとても役立ちました。

 

2社目:「成長イメージ」を具体化して、それを叶えられる環境を選んだ

ー そして2社目との出会いは?

 

Nさん:就活です。採用人事の方に「長期インターンがしたい」と言ってみました。

 

 

ー レアなケースですよね。それはどのような経緯で?

 

Nさん:僕は就活が終わるまで、インターンシップに参加したF社の人事の方とずっと連絡を取っていて。就職先は別の企業に決めていましたが、勇気を出して「長期インターンをさせて欲しい」とF社の方に言ってみたんです。その会社は、「インターンでどういうことができる?」と聞いた僕に、「逆に何がしたい?」と問いかけてくれました。

 

ー 何と答えたんですか?

 

Nさん:自分のしたいことを具体的に伝えました。成長したいという根本的な目標はG社の時と変わっていませんでした。ただその頃には、G社の長期インターンや就活の一連を経て、自分のキャリアビジョンが明確化していました。なのでそのビジョン達成のために、長期インターンでどのように成長したいかの具体的なイメージがありました。

 

僕の場合は、新卒でマーケティングをやると決めていたので、顧客と接する経験を予め積んでおきたくて、長期インターンではまず、営業のプロになりたかったんです。そのような考えをF社に伝えると、営業をしたいという希望以上の環境を与えてくれました。オフィスに居ながらにしてできるインサイドセールスと、マーケティングの両方を並行して任せてもらえたんです。

 

3社目での勤務を始めるまで、F社にも半年間勤めました。

 

 

3社目:振り返って思う、長期インターンを始める前に絶対して欲しいこと

ー そして3社目に選んだ企業とは?

 

Nさん:就職先の企業です。内定者インターンとして、新卒1年生のスタートを早めに切ることができました。

 

 

ー もうご自身のキャリアビジョン達成に向けてまっしぐらですね。ここまでを振り返って、長期インターンを選ぶ上で大切なポイントが3つあると?

 

Nさん:はい。1つ目は、インターンを通してどう成長したいのかを自分の中で明確化することです。

 

僕は就職活動の中で、将来何を成し遂げたいか、そのためにどんな仕事に就くべきか、その仕事に就くために、今どんなスキルの習得や経験が必要か、を明確にしました。なので、F社でのインターンでは、目的意識を持って確実に成長できる有意義な時間を過ごせたと思います。

 

G社に勤めていた時は、will/can/mustシートを使った内省とマネージャー面談が週次で習慣化されていました。当時の自分は具体的な目的意識がなかったものの、その仕組みに助けられて成長イメージを具体化させていくことができました。予め成長イメージを持つのが難しい人は、そのような環境や制度の有無をチェックするといいのでは、と思います。

 

ー 大切な観点ですね。2つ目は?

 

Nさん:2つ目は、挑戦し、任せてもらえる環境が会社にあることです。

 

これは、大きなこと任せてもらえるかという観点ではなく、自分で目標を設定できて、自由に実行させてもらえるか、という意味です。インターン生には、もエクセルシートの整備などの雑用に近い仕事が振られることも、もちろんあります。会社の一員としてしなければけないことと、自分の成長のためにしたいことを両立できる環境があるかどうかが大切です。

僕の場合は、そのインターン先で既に働く先輩インターン学生を見つけて、彼と話をさせてもらい、その環境の有無を確認していました。

 

ー なるほど。最後に3つ目を教えてください。

 

Nさん:3つ目は、その人から学びたいと思える社員さんが会社にいることです。

 

どれだけ能動的に長期インターンに取り組むとしても、インターン生という立場上、「社員さんに教わる」シチュエーションがとても多いです。その社員さんが尊敬できるかどうかは、モチベーションや成長の度合いに大きく関わると思います。インターン先として決める前に、その企業の方と会い、直接話して、「この人から学びたい」と思えることが非常に重要です。

 

ー 納得です。でも、先輩インターン学生や社員さんと会うにはどうしたらいいんでしょう?ネット募集ではなかなか難しいですよね。

 

Nさん:僕の場合、F社には就活の中で出会ったと言いましたが、その時使っていたのが、キャリア教育支援NPOエンカレッジです。エンカレッジでは、たくさんの企業が一同に集まるイベントが多く、そこでたくさんの企業の社員の方と出会い、繋がることができました。僕はそのイベントをきっかけに、たくさんの企業の方と連絡を取り続けていました。その中には内定まで繋がったり、今回のように長期インターンとして受け入れてくれた企業もあります。

 

長期インターンを受け入れている企業にはベンチャー企業が多いですが、ベンチャー企業ってなかなか自力で見つけ出して会いにいくのが難しいと思います。効率良く様々な企業と出会い、いろんな社会人と話して、働くための理想的な環境を見つけるにはエンカレッジのイベントが本当におすすめです。

 

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