面接で失敗談を聞かれた時、うまく自己PRに繋げる方法

 

面接やESで「失敗談、挫折経験を教えて下さい」という質問された時、就活生の皆さんはどう答えますか?失敗談や挫折経験もうまく伝えれば企業に効果的なアピールをできます。ぜひアピールの仕方を知って選考に備えましょう。

挫折経験や失敗談から面接官は何をみている?

就活の面接やESで質問されることの多い質問のひとつに「挫折経験や失敗談を教えて下さい」というものがあります。

 

質問のまま失敗談を話すと、面接官に良い印象は持たれません。良い印象を与えるためにはしっかりと質問の意図を理解して回答する必要があります。

 

面接官が失敗談から知りたいことは?

①目標に向かって努力したことがあるか

挫折経験はなにかに必死になり、それを成し遂げたいと努力したけど報われなかったことお裏返しです。

 

何かを成し遂げたいと強く思い、自ら目標を掲げ、努力できる人を企業側は必要としています。そういった就活生を発掘するためにも、失敗談や挫折した経験を面接官は聞いてきます。

 

②メンタルの強さを知りたい

人生には挫折がつきものです。なにか辛いことがあったときに落ち込んでなかなか気持ちが切り替えられないと、この先長く続く社会人人生は厳しいものになる。

 

社会人になればいろんな試練に出くわします。何事にもくじけない強い気持ちが必要となるため、試練に打ち勝つ打たれ強さがあるかどうかを見ています。

 

③失敗に対してどう向き合ってきたか

この質問を通して、就活生が失敗に対して逃げずにしっかり最後まで向き合えるかを見ています。

 

社会人になれば、なかなか気分が乗らない苦手な仕事をやならなくてはならない場面があったり、相性の悪い人が職場にいたりなど様々な壁に悩むことになります。

 

そういった逆境に立たされた時、企業側は逃げずに前向きに取り組める人なのかを面接で知りたいと思っています。

 

過去の失敗談を聞くことで、失敗から立ち向かえる力がどれだけあるのかを図っているのです。

 

④失敗から教訓を得て、次に活かす努力・行動ができるか

挫折経験や失敗談を伝える際に最も重要なのは失敗をどう乗り越え、何を学んだかということです。

 

失敗は誰にでもあることです。ただ、その失敗をただの失敗として終わらせるのか、それとも失敗から教訓を学び次に活かそうとするのか、失敗をした後の行動でだいぶ結果が変わります。

 

後者の方が圧倒的に成長ができる人です。もし仕事でミスをしてしまっても、原因は何だったのか、次どこを直せばいいのかを追求できる課題解決能力が高ければ、長い目でみれば会社で活躍できる人だと面接官は感じるでしょう。

 

以上、面接官が挫折した経験や失敗談を聞いてくるのは、そのエピソードを聞きたいのではなく、その後どう行動をとり、前へ進んだのかというところに注目して見ています。

挫折した経験や失敗談は、面接官への自己PRにできる!

失敗談や挫折した経験を披露するのはネガティブなイメージを与えるのでは?と話すのに躊躇しがちでしょう。

 

しかし面接官の意図を組み内容をうまく伝えることができれば、自己PRに変えられます。挫折した経験や失敗談を魅力的に伝えられたら以下の能力がアピールすることができます。

 

忍耐力

挫折から立ち直れることができるメンタルの強さは社会人に必要な要素です。どんなことがあっても頑張れる忍耐力は、今後待ち構える社会人生活にとって十分強みと言えるでしょう。

 

分析力

どこでつまずき、失敗してしまったのか、原因を冷静に見つめ直し、性格に分析できる能力の高さは、社会人になってから必ず強みになります。

 

失敗をそのまま失敗で終わらせてるのではなく、しっかり原因を振り返られることは誰もが簡単にできることではありません。

 

問題解決力

同じ失敗を繰り返さないためにはどうするべきか、何を改善すべきか、問題を解決するために考えようとする力は、社会人になってからとっても役に立ちます。

 

解決策を考えられる思考力は目標を達成するのに必要となってきます。

切り替え能力

失敗にずっと囚われていても何も変わりません。「今回の様なことが起こらないように、この経験は次に活かそう」と気持ちを切り替えられることが大切です。

 

あまり楽観的すぎるのもよくありません。しかし、フレキシブルに切り替えられることは非常に難しいため十分強みとしてアピールできます。

面接やESで「失敗談」をうまく話す方法は?

就活での挫折した経験や失敗談を自己PRに見せるためにはちょっとしたコツが必要です。以下のポイントを意識して話してみて下さい。

 

挫折した経験や失敗から立ち直ったエピソードを話す

「●●●をしてしまってとても後悔した」「○○○という経験から次回は気をつけたいと思います」という単なる失敗談のエピソードで終わらせる人が多くいます。

 

ただ反省している、後悔しているという話し方では面接官に何も良さが伝わりません。

 

ただ失敗してしまったということで話を終わらせるのではなく、「失敗してしまったけれども、そのときの経験があったからこそ〇〇○を改善し▲▲▲のときは見事乗り越えた。失敗を活かして成長できた」というような立ち直った経験談を話して下さい。。

 

大きな失敗からどう立ち直ったかは面接官も興味を持つはずです。

 

具体的な改善策を盛り込む

挫折した経験や失敗から立ち直る為に行った具体策を順を追って説明します。具体的なエピソードを伝えることでより、失敗と向き合える人、自分で切り抜ける人という印象を面接官に持たせられます。

失敗談から学んだことを伝える

何度も伝えていますが、挫折した経験や失敗談から何を学び、得たのかをしっかり伝えることが重要であり、面接官はあなたの失敗談よりも、どう向き合い、乗り越えたのかを一番知りたがっています。

 

失敗した内容より、改善策や学び得たもの、努力したことについてのエピソードをメインに伝えていきましょう。

 

失敗談が見つからない方は、目標に向かって努力し、壁を乗り越える力があるということをアピールして下さい。

 

過去に困難だったこと、苦労したことを思い浮かべそのときにどう対処し乗り切ったのかを思い出してみて下さい。

 

大きな挫折、失敗談でなくても、自身の成長過程がわかる経験談を面接で話しましょう。

面接で失敗談を自己PRに繋げる、例文をみてみよう

ここでは例文を用いて、実際にどう失敗談を話したら面接官に自己PRできるのかを理解しましょう。

 

例文

『私は高校時代、バレー部の部長でした。私の失敗経験は、部長になってからはじめての夏の大きな大会で、地区大会予選敗退をしたことです。

 

地区大会優勝を目指したにも関わらず、これまで先輩方が5年連続で優勝した記録をストップさせる結果となり、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 

ですが、「また次頑張ろう」とチームメイトが明るく励まして、このままくよくよしててだめだと思い、次の大会で優勝するにはどうしたらいいのか考え、改善していく決心をしました。

 

チームメイトにヒアリングを行った結果、チーム全体で声掛けができていない、各ポジションでミスをリカバリーできていない、などさまざまな原因がわかってきました。

 

基礎練習を徹底的にすること以外に、他校との練習試合や遠征試合の回数を増やし、練習試合後はミーティングをチームメイト全員で必ず行い、ミスが起きる場面を分析し改善する、という方法を繰り返しました。

 

こうした練習を積み重ねてきた結果、次の地区大会では見事優勝し、続く県大会でも優勝という成績を収められました。一度、地区大会3位という大きな挫折を経験したことで、常に「なぜだめだったのか」「次どう改善すればいいのか」という問題点を冷静に分析し、改善する力が身につきました。

 

挫折したときの経験を活かし、貴社での勤務においても、困難なことがあった際はまずは問題点がどこにあるのかを追求し、改善しながら目標達成ができるよう努めたいと思います。』

面接で失敗談を自己PRにつなげる方法 まとめ

いかがでしたでしょうか。挫折した経験や失敗談もそこから立ち上がったエピソードを盛り込めば自分の長所として伝えることができます。

 

就活では自分の良いところをどんどん企業にアピールしていきたいですよね。ぜひ、ただの失敗談で終わらせるのではなく自己PRとなるような伝え方を学んで実践してみて下さいね。