【11月始動】サークルガチ勢が就活で無双する方法

 

3年生の夏休みは結局、サークル活動に明け暮れてサマーインターンに行けなかった! 11月、新学期に入り焦りを感じている人も少なくないはず。 早稲田大学4年生の田中さん(文系、19卒、仮名)も、まさにそうしたサークルガチ勢だった。サマーインターンには、1社も参加していない。しかし、それでも1月に早期内定をゲットしただけでなく、第一志望だった有名R社から内定を獲得した。今回は3年9月までガチでサークルをやっていた彼が、就活で成功を手にした理由を紹介する。

夏休みは就活どころか毎日「深夜練」

ーー田中さんは「サークルガチ勢」だったということですが、どのくらいガチでやってたんですか?

田中:そうですね。軽い気持ちで入ったダンスサークルだったのですが、3年生の9月に最後の公演がありまして、夏休みは毎日深夜練ばかりしていました。他にも学生時代はアクティブにいろいろな活動に取り組んでいまして、カフェの経営、地方の特産品を売るショップの経営をしていました。

 

ーーすごい!めちゃくちゃガチでサークルをなさっていたのですね。そんなに本気で取り組んだものであると、就活でうまくいきそうですが、就活はどのタイミングで始めたんですか?

田中:僕はそんなにイケてた就活生というというわけではないんです。サークルに明け暮れて皆さんが参加するようなサマーインターンに1社も参加していないんです。

夏インターンに多くの友達が行っていて焦りはあったのですが、中途半端は嫌だったのでサークルに集中していました。就活を始めたきっかけも友達の紹介でキャリア教育支援NPO en-courageに出会ったからで、11月から本格的に始めました。

 

「基本、面談もイベントも断らない」が挽回のコツ

ーー10月でサークル引退、11月から就活本格スタートと言えば「ちょっと遅め」ですが、キャッチアップのために工夫したことは?

田中:とにかく会社の人事とか先輩とか多くの人に会いに行くことを大切にしてました。夏のインターンに行けずに遅れているという焦りがあったので、回数でなんとか追いつこうと心がけていました。サークルガチ勢に限ったことではないですが、本選考まで時間がないので悩んでばかりで行動を起こさないままだと、どうしようもなくなると思いました。だから、とにかく行動する、と。

後から振り返ってみても、就活を始めてすぐに企業の人事や先輩に会いまくるのは正解だったと思います。社会を知る経験になりましたし、言語化することにこだわっていたので自己分析もできました。

 

ーーサークルガチ勢が秋から就活をスタートする場合、とにかく「行動」なんですね。行動する時に一番気をつけたことは何ですか?

田中:難しいですね。企業自体に興味あるないにかかわらず、どんな企業でも行くことですかね。日程が合わない以外の理由で断りませんでした。とにかく会いに行きました。

 

ーー「日程が合わない」以外の理由で断らないのはすごいですね。でも、正直「行ってムダだった」っていう場合もありませんか?

田中:それはなかったですね。というのも、ただやみくもに会いに行くのではなくて、エンカレッジのメンター面談制度で紹介された企業すべてに足を運んだからです。エンカレッジでは、自分の志向性や志望業界に合わせて適切なメンターとの面談をセッティングしてくれます。メンターとの1on1で自分の志向性などをしっかり伝えて、きめ細やかなアドバイスがもらえるんです。

 

例えば「ベンチャーばっか見てるから、一度大手でこーゆーところも見てみたら?」としっかり提案をしてもらえたことも、行動を促す源泉になりました。最終的に内定承諾をしたR社も、そうやってエンカレッジのメンターから紹介されて受けたインターンシップがきっかけですね。

 

ーーベンチャーと大手とバランスよく会いに行ったんですね。

田中:最初はベンチャーばかり見ていました。自分の性格上なんとなく合うかなー、と。あとは、エンカレッジのメンターから勧められて、一度に多くの企業の選考を受けれるイベント「ウィンターサーキット」には参加していましたね。企業を比較して見ることができたので、就活序盤に視野を広げるという意味でよかったです。

他にも大手企業の人事との非公開座談会などに参加していました。そうして視野をいったん広げておいて、「やっぱりベンチャー気風が好き」と12月からは再びベンチャーを見ることが増えました。

 

ベンチャー早期内定で就活を終わらせていい?

ーーサークルガチ勢で秋からの就活スタートでも、エンカレッジのメンターと二人三脚でキャッチアップできたんですね。その後、特に苦労はなかったですか?

田中:苦労というか、悩んだのは、内定をもらってからどこの会社に行くか決める際でした。1月にあるベンチャーから内定をもらい、内定承諾しようかと考えていました。でも、そのタイミングでメンターから面談で「視野が狭くなってないか」と指摘されたんです。ベンチャーが自分に合ってると決めつけてしまい、本当にその会社がベストかというところまで考えられていませんでした。

 

無意識のうちに「大手かベンチャーか」の二項対立で思考してしまっていたので、2月ごろから改めて接触数が少なかったメガベンチャーや大手に会いに行き、就活を継続することにしました。

 

ーー最終的にR社に決められた理由は?

田中:最終的には、すごく当たり前なことですが、「自分のやりたいことに合うから」という理由が大きいですね。エンカレッジのメンターと面談して、企業に足を運ぶというサイクルを繰り返しているうちに、「新しい価値観に出会うこと」が人生にとってとても大切だと気づいたんです。だから、他の人にもそういう経験をして欲しい、と。

 

R社では理念として、「新しい価値観」を広めていくことを理想として描いているので、自分にマッチすると思いました。また社内カルチャーとして、社員一人ひとりの夢をすごく後押してくれるな、とも感じました。表面的に、「ベンチャーか大手か」で物事を見ていたら、気づけなかった点ですね。

 

ーー単に就活で内定を獲得するだけでなく、本当に自分のやりたいことにマッチした企業を選択できたわけですね。

田中:はい。最初は「成長するにはベンチャーじゃないとダメ」だって思い込んでいたんです。でも、そうじゃなかった。大手でもベンチャーでも、成長できる企業はあるし、逆に言えば成長できない企業もある。メンターとの面談がなければ内定を獲得することだけに追われて気づけなかったかもしれません。

 

自分の就職先を決めるという大変な行為の中で、真摯に向き合い、フラットにいろんなアドバイスをくれたエンカレッジのメンターには非常に感謝しています。

基本的に企業を紹介してくれる就活サービスは、就活生が求めている情報を提供してくれます。でも、エンカレッジのメンターの場合は、それだけじゃない。就活の只中で「今、見えていないこと」まで、気づかせてくれる。本気でその学生のためになることを考えて、企業を紹介してくれる。その学びは本当に大きかったです。