面接が苦手な自分を克服するたった一つの方法【解説付き】

 

苦手意識が強い方も多い面接。就活を終えた先輩たちも最初は苦手だった。彼らはどうして面接の苦手を克服できたのか。地方の大学院に通う宝田さん(仮名)にインタビューをさせていただきました。

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「私も面接が苦手でした…」と語るメーカー内定者

– 宝田さん、本日はよろしくお願いいたします。

 

宝田さん(以下、宝田):よろしくお願いします!

 

– 宝田さんは面接がとても苦手だったと聞きましたが、正直そうは見えないですね。
まずは、簡単にどのような就活をされたか教えていただけますでしょうか。

 

宝田:はい、了解です。

 

私が就活を始めたのは、M1の12月からでした。

 

理系の農学系の学科に所属しているので、就活は一度研究が落ち着いたタイミングで意識をしはじめ、通常の文系就活よりは遅いスタートだったと思います。

 

私の研究室は理系では珍しく、半数が研究職、半数が総合職に就職するようなところだったので、私は特別理由はなかったのですが、総合職での就職を目指していました。

 

農学系ということもあり、食品メーカーを第一志望として、インターンシップへの応募から始めました。

 

運良く、ESが何社か通過したので、面接選考を受けたのですが、全く合格を得られず、食品メーカーは向かないのかなと思い、最終的には化学品メーカーの総合職として内定をいただいた会社に就職を決めました。

 

– なるほど、ありがとうございます。食品メーカーの面接で苦手意識を感じられたのですか?

 

宝田:きっかけはその通りです。そもそも、最初は面接に対して根拠のない自信を持っていました。

 

企業の方からの質問に対しても、答えられていた感覚があり、面接時の雰囲気も悪くなかったので、これは合格したなと思っていたら、ことごとく落ちてしまって…。

 

そこから、何を面接で求められているのかがわからず、面接を「よくわからない苦手なもの」と捉えるようになっていきました。

 

そうすると、さらに面接の場はおろか、企業さんとお会いすることすら、億劫に感じるようになっていきました。

 

だからこそ、面接の場では、極度の緊張をしてしまい、質問に対しての答えも自分がそもそも何を言っているのかもちんぷんかんぷんになってしまう、負のスパイラルに陥っていきましたね。

面接の苦手は自分への自己暗示が効果的

– でも最終的には面接の苦手を克服されたのですよね?どのように面接の苦手意識を解消できたのでしょうか?

 

宝田:はい、結構時間がかかってしまったのですが、4月くらいに苦手意識を克服しました。

 

私の場合は、企業が面接で何を求めて質問しているのかがわからないところから来る不安要素が面接の苦手意識を形成している要因でした。

 

そのため、企業の面接官をやっている方の本音がどうしても知りたく、知り合いにそのようなツテがないかを探し出し、友人の兄弟が採用面接を担当されているということで、OB訪問のお時間をもらいました。

 

そこで色々と話を聞くことができたのが、面接の苦手意識を克服の一歩を踏み出せた出来事でした。

 

特に印象に残っていたのが、「新卒採用において優秀だと感じるポイントは共通したものが一定存在する」というお話でした。

 

これは総合職に限定される話かもしれないのですが、その方のお話でいうとポイントは2つあり、
ひとつめは、【教育を受けていち早く、大きく成長ができる人であるか】
ふたつめは、【人とのコミュニケーションで相手を気持ちよくさせることができるか】
である、とおっしゃってました。

 

ある種、答えのようなものを授けてもらったと感じ、これを目指せば良いのかと視野が明るくなっていきました。

 

– なるほど、それだけで、面接の苦手は克服できたのですね。

 

宝田:実はそうではなかったです。笑

 

このできごとは、単なるきっかけに過ぎませんでした。

 

なんとなく、答えはわかっても、それを自分自身に落とし込み、実践するのは難しかったです。

 

そのため、私は面接の前に自己暗示を行いました。笑

 

これはとっても効果的だったので、みなさんにもオススメしたいです。

 

具体的にどのようにやったかというと、面接をしていた友人のご兄弟の方に教えていただいた
【教育を受けていち早く、大きく成長ができる人である】
【人とのコミュニケーションで相手を気持ちよくさせることができる】
この2要素を満たした自分を想像して、「自分がそれである」と強く暗示をかける、という手順になります。

 

これは演技や嘘とは違うので、例えば、企業の面接官に質問の答えを深掘りされようとも、自分の中から自然と答えが出るようになるのです。

 

もちろん、一朝一夕ですぐに身につくものではないのですが、この自己暗示を取り入れてからは、質問に対しても堂々と答えれられるようになったし、実際に面接官からどう思われているかは本当のところはわかりませんが、それが求められているようにも感じられるようになりました。

 

こんなことだけで面接の苦手意識が払拭されるなんてにわかには信じがたいと思うのですが、百聞は一見にしかず、私と同様に面接が苦手だと億劫になっている人は実践してみてください。

 

– 面接が苦手な人は、企業が求めている自分を想像し、その姿であると自己暗示をすることで克服ができるということですね。
確かに、答え方も自然にできそうですし、やってみたいですね。
宝田さん、本日はありがとうございました。

面接の苦手意識を感じる3つの要素と克服

インタビューでは面接の苦手意識を克服する自己暗示について紹介をしていきました。

 

もちろんこれだけで克服ができないという方も少なくはないと思います。

 

最後に、他に、面接が苦手と感じるパターンとその克服方法についてまとめていきます。

 

面接苦手パターン1:緊張して思うように質問に答えられない。

 

多くの学生の方は就活を通して、初めて企業と相対するシーンに立ち会います。

 

そのため、あまりに慣れない空気感が漂う面接という場に、気持ちが落ち着かない方も少なくないと思います。

 

だからこそ、ちゃんと質問に答えられない、と悩む方は多いようです。

 

そこから面接の苦手意識が拭えなくなってしまうというパターンです。

 

この苦手意識の克服方法は、面接の正解を出そうとしすぎないことです。

 

「この質問に対して、答えにズレがなく、さらに面接受けする回答を自分の中に探して、スピーディーに答えなければならない」と勝手に思い込むから緊張をしてしまうのです。

 

面接官はあくまで、会話の中から相互理解を深めていきたいというスタンスでみなさんに質問を投げているはずです。

 

それに対して、正解を出そうというのは、返って良い結果を生みません。

 

例えるなら、初デートの時に、ぎこちない行動を取ってしまうのと同様です。

 

正解は捨てて、まずは自然体で会話をすることを意識的に取り組んでいきましょう。

 

面接苦手パターン2:面接官の反応が気になる

 

質問に対して、答えた時の企業の面接官の反応をついつい気にしてしまうというパターンです。

 

特によくない反応を見てしまうと、自分の回答が良くなかったのか、挽回しなくては、と焦りを生んでしまうのも頷けます。

 

ただし、面接官の心理を言うならば、面接の場で合否を悟られたくない、もしくは、あえて良くない反応をした時のみなさんの反応を見るための演技をしていることがほとんどです。

 

だからこそ、どんな反応があったとしても「堂々としておく」。これに尽きます。

 

とはいえ、どうしても顔色を伺ってしまうという方は、
「もともと悪い反応が返ってくるものだ」と逆期待をかければ、克服ができるようになるはずです。

 

面接官が悪い反応をした時にこそ、逆手に取り、明るく自然体で堂々とできることをアピールしていきましょう。

 

面接苦手パターン3:自分の話が長い

 

自覚ありか、無自覚か、自分の話を執拗以上にしすぎる人がこのパターンです。

 

ついつい色々とアピールせねばと気合が入っているがゆえ、話が冗長になってしまいます。

 

面接で能力を感じてもらえるのは、「質問に対して、ズレなく、端的に答えられるか」この1点のみなのです。

 

この克服方法は、模擬面接等で練習を重ねるのが一番早いです。

 

その際に、意識的に取り組んでほしいことがひとつあります。

 

それは、質問に答える際の冒頭に「結論から言いますと」「端的に言いますと」をつけるだけです。

 

そうすることで、話す内容が自然と短くなります。

 

話が長くなりがちな人に多い傾向は、「結論や終着点を探しながら話始めてしまうこと」です。

 

最初から終着点を切り出してしまえば、もう面接の場で話が長いと思われることはないはずです。

 

いかがでしょうか。

 

面接の苦手意識を感じてしまうポイント3つとそれを克服する方法をご紹介してきました。

 

どれも、克服するにあたっては、明日から実践できることが多いと思います。

 

この記事を読んで、少しでも苦手を克服できそうと思っていただければ幸いです。

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