就活において、インターンは必須?本当のところを採用担当者に聞きました

 

5月になり、20卒学生のインターン募集がちらほら。就活を始める学生が一気に増える時期。多くの就活生が気になっているであろう、インターンの必要性について現役の採用担当者にお話を伺いました。

-本日はよろしくお願いいたします。

小林さん(仮名、以下、小林):よろしくお願いいたします。今日は、就活におけるインターンの立ち位置についてですよね。あくまで自分が知っている話にはなってしまいますが、お伝えできればと思います。

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大手、ベンチャー、それぞれに良さがある

-インターンといえば、ベンチャー企業が有名だと思うのですが、
大手企業とベンチャー企業のインターンはそれぞれどんな特徴があると思いますか?

小林:大手企業とベンチャー企業で一概に分けれるものではないという前提で、
【一般的には】という話をしてもいいですか?
 

-確かに、そうですよね。一般論で大丈夫です。

小林:大手企業とベンチャー企業のインターンで一般的に大きく異なるのは
期間とワークの密度かなと思います。
 

一般的に大手企業のインターンは座学的な部分が大きく、
業界の知識だったり、そもそも業務として何をやっているのか。
そういう部分がメインになっているところが多いと思います。
期間も1日だけのものもあったりとか。
 

一方でベンチャー企業と言われるところは
あまり業界の話や、実際の業務の話ではなく、
ワークを行うという前提で、それに必要な知識を
前半の期間でインプットするパターンが気がしますね。
期間は多くが3日以上で実施していると思いますね。
 

結局は、自分がどんなことを得たいのか。
 

本当に興味がある業界や企業があって、
それについて、深く知りたいのであれば、前者でいい気がします。
 

一方で、働くということへの理解であったり、
ビジネスについての理解であれば、後者がおすすめですね。

まだはっきりと決まっていない学生は、上記のような【一般論】を抑えつつ、どちらにも参加してみるのがいいと思いますね。
 

-どちらか一方でいいのですかね?

小林:別にどちらか一方でもいい気がしますね。そこで違和感を感じたら、より主体的に就活を進めることができると思うので。
 

例外もありますが、多くの場合にはサマーインターンは通過点です。そこで全てが決まるわけではない。
 

危機感、違和感を持って就活を進められるようになることの方が重要な気がしますね。今は、幸いなことに考えなくても就職できるような環境です。でもそれって考えなくてもいいわけではない。むしろ、考える人がより輝けるような環境になっていると思います。なぜなら、考える人のところにはどんどん情報が集まってくるような環境になっているからです。
 

就活においてもそうじゃないですか?企業は本気でいい学生を採用したい。
そして競争環境が激しい。だからこそ、本気で向き合う企業が多くなっているはず。

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インターンの後でもフラットでいることが重要

小林:インターンを体験したあとに、視野が狭くなっている学生を数多く見たことがあります。

具体的には、インターン参加企業しか本選考を受けないとか。
少し前にはこのような状況はなかったのですが、インターンに参加することが多くなってきたので、当然、1人あたりの参加数も増える。
 

こうなると、結構インターンに参加したところから本選考に
進むことが多くなる気がします。
 

これって結構問題だと思っています。もったいない。
そもそもインターンすらやっていない企業もありますし、
そういう企業でも求めていることに合う企業はあるはずです。
 

少しでも納得度の高いキャリア選択をするためにも
視野を狭めずに、自分に合う企業を見つけてほしいですね。
 

-確かに、そうですね。インターンといえば、本選考に繋がるのかどうかが気になると思いますが、一般的にはどうなのでしょうか?

小林:これも、あくまで自分が知っている範囲の話になりますが、結構、影響があるところが多い気がします。特にベンチャー企業や、外資系の企業では、インターンの時点で内定が出る学生もいるはずです。
 

就職活動においては、決して、内定をもらうことがゴールではないのですが、それでも内定を持っていることでマイナスになることは1つもない。まずは自分が社会から必要とされているという、証明になる。
 

この証明だけで、それ以降の就活がとてもスムーズに進むのではないかなと思います。
 

インターンの心構え

-インターンに行く学生がこれは大切にしてほしい的なことはありますか?

小林:そうですね。これを読んでいる学生の就活における、進み具合によるかなと思います。例えば、就活を始めようかなと思っている人であれば、大切なのは1つだけだなーと。
 

  • 動ける時間があるのであれば、とにかく、動き始めること。

 

意外と就活を始めている人って周りにいないと思っていませんか?
でも実は就活を始めている人は多いはず。中学、高校ぐらいのときにいませんでしたか?
 

勉強をしているか聞くとしていないと言っているけど、
テストや模試では高い点数を取っている人。(笑)
 

周りの友人は、「就活してるよ!」という人だけではないはず。
してないように見えても、実際はしている人も多い。
 

秋頃までにインターンに参加している人が70%くらいというデータもあります。つまりサマーインターンに参加しているということです。意外と多いなって思った人がたくさんいるはずです。
 

もちろん、就活を早く始める必要が絶対にあるわけではないですし、
学業や、他の活動に集中している人は、その活動を思いっきりやるのもとてもいいことです。
 

社会人になると、仕事以外の時間をまとめて取ることはとても難しいですからね。今の活動を本当にやりきった!って言えるくらいまでやってほしいですね。
 

-ある程度、就活を進めている学生はどうでしょうか?

小林:進めている学生でも、大きく2タイプに分かれるかなと思います。自分が行こうと考えている業界が明確に決まっているタイプと、そうではない学生。
 

前者の場合には、その業界で何社かインターンに行ってみたらいいと思います。さらにおすすめするのは、サマーインターン時点で、同じ業界に興味があった先輩が就職する企業や業界も行ってみることですね。
 

-2番目のアクションはどうして、おすすめなんでしょうか?

小林:価値基準が変わっているはずだからですね。その先輩は、自分の先を経験している人です。
 

もちろん、その先輩のようになることは少ないと思います。
ですが、何らかのことを経験して、最初の意思決定を覆して、最終的にその意思決定になっているはず。
 

どうしてだろう?って気になりますよね。就活を経験した結果、当初感じていた思いはどうなったのか。どう変化していったのか。
 

業界知識かもしれませんし、企業知識かもしれない。魅力的な人にあったからかもしれない。それを知っているだけで、意思決定の可能性は大きくなりますよね。

知らないことが最も大きなリスクなので、それを減らせる。
 

-なるほど、思考プロセスを辿るということですよね。これは特定業界に対して興味がある方向けだと思いますが、特定の業界、企業に対しての興味がない方はどうでしょう?

小林:その場合には、人気インターンに行ってみるのが良い気がします。やっぱり、人気があるインターンは学ぶことが多い。特に、連続して人気があるところは、インターンに対しての想いやこだわりが強い企業です。
 

インターンを行うこと自体が目標ではないので、新卒採用に想いが強いことの表れです。エースと言われているような社員がインターンのメンターを務めたりすることも多いと思います。
 

当然、自分の仕事に対する哲学や、ビジネスに対する哲学を持っているはずなので、就活だけではなく、社会に出た後にもずっと思い出すような人、言葉に出会える可能性が高いと思います。
 

-すでに就活をしている学生に対して、メッセージをお願いします!
小林:就活自体は全くゴールではないと考えてほしいですね。これまで難関企業や人気企業から内定を獲得した学生を多く見てきました。
 

内定を獲得してから自分のキャリアについて迷った学生もいますし、就職してから、自分のキャリアについて迷った学生もいます。
 

結局、どんな企業から内定を獲得していようが、社会人としてのキャリアが始まっているわけではないです。就活をして、自分自身が納得して社会人としてのキャリアをスタートする。さらには、入った会社で活躍して社会に対して価値を提供する。そこまで意識して就活をして欲しいですね。

 
-小林さん、インタビューにご協力くださりありがとうございました!

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