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◆地方就活生の彼女が、就活において劇的な成長を実感したのが大手メガベンチャーのインターンシップ。果たして、彼女はインターンで何を学んだのだろうか。

地方就活生の葛藤
どんな学生生活を送っていましたか?
主に学生生活は、「よさこい」のサークルに没頭していました。
よさこいサークルに入ったきっかけとしましては、自分の学歴に自信がなかったからです。
学歴の壁を乗り越えるためには、学生生活における圧倒的な経験で勝つしかないと考えて、
没頭できそうなサークルを選びました。
そのような理由でサークルに入った訳ですが、やって行く中で成果をあげて、
チーム内でのポジションも得て行ってかなり楽しくなっていきました。
かなり没頭していたので、サークルと就活との両立はとても大変でした。
アルバイトはサークルのお金を稼ぐ為にやっていました。
アルバイト先は某大学受験大手予備校で校舎の新規立ち上げで、ホームページ作ったり、
チラシを作ったりもしていました。
元々自分がこの予備校に通ってたこともあり、
大学生になったらここでバイトしたいと思っていました。
生徒の人生をサポートできることに魅力を感じていて、目の前の生徒に向き合って、
精力的には取り組んでいました。
サマーインターンの参加企業はどのように決めたかのですか?
就活を意識し始めたのは、3年生の5月くらいでした。
当初からなんとなく広告・IT業界が良いと思っていました。
アイディア×課題解決できる柔軟性になんとなく魅力を感じていたんですよね。
あとは、名前を知ってる大企業&選考がある&東京に滞在できるインターンという軸でも見ていました。出身が名古屋だけに、東京に長く滞在できて、
宿泊費支給という会社にはとても魅力を感じていました(笑)
人材紹介会社の人には、メガベンチャーもいいよと言われました。
安定した基盤、挑戦的自由な風土、圧倒的な成長環境があるというお話を頂き、
受けてみようと思いました。その中で、大手人材系メガベンチャー の中でも広告ぽい
ところをとりあえず受けよ!という軽いノリで出したりもしていました。
(当時、選考が難関であることを知らずに笑)
また、某大手電機メーカーは、就活サイトで見つけてITソリューションビジネスが面白そうだったので応募してみました。
サマーインターン前の具体的な行動を教えてください
就活対策のセミナーでGDにおけるスタンスを学んだり、
社会人との面談で自己分析を手伝ってもらったり、就活へのマインドの持ち方理解したり、
上手く危機感煽られてインターン参加する意義を理解することができてきました。
そして、その社会人の方に「一度この時期に東京に行ってみろ!」と言われました笑
6月にはサマーインターンの合同説明会に参加して、感じたこととしては、
「東京はすごいなあ。既に就活が始まっている雰囲気があり名古屋に流されてはダメだ! 」
という感情でした。合同説明会や就活対策のイベントに少し参加して、
外資系のコンサルティングファームやベンチャーを目指す上位就活市場のヒエラルキーを知り
とても不安に襲われたことを今でも覚えています。
結果、夏の段階では、日系大手中心に応募しました。
サマーインターンにおいては日系大手の業界理解・会社理解を目的としていました。
その結果、日系大手の社風はあまり合わないなと悟ることができました。
その、理由は後に話します。
この時期では、中小ベンチャーの名前を知ることなく終わりました。
ついでに、オータム、ウィンターインターンの話も軽く聞かせてください!
秋に参加した大手人材メガベンチャーのインターン(12月)をきっかけに
メガベンチャーに魅了され、本選考では メガベンチャーメインにシフトすることになりました。
冬インターンにおいては、自分の性格に合いそうなメガベンチャーのインターンに応募するも
続々と落選してしまいました。
ただ、メガベンチャーのインターンに落ちた悔しさが原動力となり、この時期から本選考にむけて、自己分析や面接対策など物凄い努力をしました。

地方就活生がインターンシップで学んだこととは
インターンシップを経て大きな変化や学びはありましたか?
学びは物凄くありました。
大手人材系メガベンチャーでの4日間のインターンで、6人グループに内定者メンター1人がついて、
新規事業を立案するという内容で、会社説明はほとんどなく、
新規事業立案のためにひたすらチームで議論しました。
最初インターンに臨む気持ちとしては、簡単に受かったと思い込んでいたため、
全然レベルが高くないだろうとなと変にたかをくくっていました笑
この時はまだ、日系大手・終身雇用至上主義だったので、地元の名古屋では
メガベンチャーの価値がだいぶ低く見られているのでこのような勘違いをしていました。
ただ実際インターンが始まってみると、
自分の無知さと能力不足を思い知らされるヒリヒリ感。
本当に優秀な仲間に出会え、課題に対して本気で向き合ったかなりアツイ4日間でした。
【AIDMA】?【カスタマージャニー】?聞いた事のないビジネスフレームワークや単語が飛び交い、
会話を理解するのも無理な状態からスタート。
過去のインターンから自分は意見を言う方だと思っていたが、
みんなの高いレベルの意見に手も足も出ず、井の中の蛙だと思い知らされました。
そんな中メンターから、「東京の学生は知る機会(セミナーとか)がたくさんあってこういうフレームワークを知っているんだよね」と何気ない一言を言われました。
この一言がきっかけで、ただ知らなかっただけなら調べて理解すればいいし、
理解の過程でわからないところを明確化しみんなにぶつければ、
より議論がわかりやすくなるんじゃないか?と卑屈な発想を転換し、
自分がチームに提供できる価値を考えつづけることができました。
インターン後の就活にはどのような変化がありましたか?
【ベンチャーのが合うんじゃないか?】という仮説を自分の中で持ち始めました。
インターンを通して、社員の真剣かつストレートなFB(フィードバック)。周りの学生も物怖じせず自分をしっかり持って意見を言う。仕事に熱くなれる。大手メーカーのインターンの時には感じ得なかったワクワク感を感じ、自分にとっての理想の環境があると気付きました。企業名や終身雇用への安心だけで企業選びをしていた自分の愚かさに気がつく事が出来ました。
なぜインターンシップに参加するべきだと感じるのか?
インターンに参加するメリットは?
数え切れないほどあります。
・今までに出会ったことがないレベルではるかに優秀仲間を作れた事
→インターン後も連絡を取り合い、就活において切磋琢磨(ほぼ教えてもらってばかりだったけど)する仲間を得られました。
・ 圧倒的に成長できた。
新規事業の作り方を学ぶ→他企業の本選考に提出した企画書作りに生かせた
・本物の基準を知る
ロジカルの基準が全然ちがった。
トップレベルを知ることで価値観や基準がアップデートされた
目標到達点をみる事が出来て、
そこに向かって成長していけば良いんだという指針を見つける事が出来ました。
・チームにいかに貢献するか必死に考え、行動し、優勝できた
・徹夜最高 (最終日は朝5時までワイワイしながら最終プレゼンのため準備し、
チームメンバーの色んな側面が見られたし、最高の思い出になった)
・リクルーターがつき、本選考までに様々な機会を設けてくれた
上記のみならず
インターンへの参加は本当に学びが多く、得られるメリットもたくさんあるので絶対に参加するべきだと思います。