情報過多の時代を生き抜く,インプットの質を高めるとっておきの方法とは。

 

就活を始めると、大量の選考情報や企業情報に触れることになり、ビジネス書や就活対策本などを読む機会も増えてきます。また、インターネット上には多くのHow to情報が転がっているため、情報の渦に吸い込まれて溺れてしまいそうになる瞬間が訪れることもあるかと思います。 今回はそのような大量の情報から、自分にとって価値のある情報を効率的に吸収する方法を紹介したいと思います。

100均でも売ってるアレだけで実践可能。

使うものは「付箋」のみです。まず書籍を読む際にザーッと勢いで読み気になるところには躊躇なく付箋を貼っていきます。その際に大事なのは「100%読み取ろう」と思わないことです。

また、直感で気になるところにはバシバシと付箋を貼っていきましょう。そして、一読し終わったら次は付箋の所のみを見ていきます。ページをめくる最中に新しく気になる所があれば付箋を貼り、逆に一回目に読んだときに貼り付けた付箋部分で、「改めて読むとそれほど重要ではないな」と感じる箇所の付箋を剥がしていってください。

重要なのは一回目に読むときにすべてを理解ようとしないことです。

何度も目を通すことによりその情報が定着していきます。心理学でいう単純接触効果(ザイアンスの法則)という考え方と同じです。

単純接触効果は、恋愛のコツとしてよく取り上げられるもので、30分話すより5分話すのを6回行った方が好感度は高くなりやすいという法則です。(恋愛でお悩みの方は、詳しく調べたうえで活用してみてください。)

情報も恋愛と一緒で、一度見たものより複数回見たものの方が深く定着します。一度でじっくりと理解しきろうとするよりもさらっと複数回見た方が記憶には残るものです。

 

2回目以降は冷静に情報を見ることができる。

「感情が収まってから、改めて情報が大事かどうか判断できる」という点もこの方法の利点です。

就活関連の情報は良いも悪いも感動するものが多いですよね。カッコいいビジネスマンの主張に胸がはずんだり、暗い話を耳にしてどんよりしたりと、心が揺れることが多くあると思います。

一度目は感動して冷静に捉えられない情報も、感情が落ち着いた、二度目以降であれば冷静に見る事が出来るようになることが多いです。感動したこことで、本質を捉え損ねてしまうかもしれません。

感動する事は良いことですし、実際本当に心が突き動かされる情報との出会いはあります。ただそのような情報は、一度冷静になって自分に有益かどうか判断しましょう。

 

 

付箋とリーディングリストをフル活用しよう。

付箋は100均に売っているものであれば、遠慮なく使って捨てることができると思います。付箋を使う際は「もったいない」と思わずに勢いよくバシバシ貼っていきましょう。

インターネットページの場合はリーディングリストやスクリーンショットを駆使してページをすぐに見る事が出来るようにして、隙間時間などで何度も見直しましょう。定着したり必要がなくなったりしたら削除してしまえばいいので、付箋より気軽にできるかと思います。

大量の情報の中から自分にとって必要情報を吸収していくことはとても大事なことです。今回紹介した方法を試して、是非効率的に情報をインプットしてくださいね。