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◆就職活動を進めていく中で、ふと「働くって一体どんな感じなんだろう」という漠然とした疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。 そこで、フィリピンの不動産管理会社で半年間インターンシップを経験した筆者が、現場を知りつつ働くことを肌で体感できる長期インターンのメリットを3つお伝えします。
企業のトップ層と一緒に働ける
長期のインターンの受け入れをしている会社はスタートアップのベンチャーかアーリーベンチャーであることが多いです。まだまだ規模が大きくない会社が多くを占めます。
そのような会社では必然的に社長や役員といった方々と近い距離感で働くことができます。雑用をすることはもちろんながら、社長に意見を言えたり、役員の方に直接教えていただけたりする経験は貴重なものです。
また、そのような厳しい環境であるからこそ自分の提案がインターン期間中に形になりだすこともあります。初めから完璧な答えなど出せませんが、とにかくがむしゃらに頑張ってみる。自分の頭で考えなくてはいけない環境で働く経験は就活においても、今後働いていく上でも貴重なものになるでしょう。
現場を肌で感じることができる。
正直なところ、筆者は、短期のインターンシップは、企業にとっての採用イベントの側面も強いのではないかと考えております。
“優秀な学生”と関わるため、学生の前では普段の自分より背伸びしている社員の方もいるのではないでしょうか。
そのような特異な空間ではなく、普段のオフィス内で先輩たちの上下・横の人間関係や社内の空気感を味わいながら、「働く」を体感できるのが長期インターンシップです。自分の働き方や報告の仕方、仕事の管理方法などより実際に近い経験を積むことができます。
実際に「ビジネス」を体験することができる
実際にビジネスを体感できるということも長期インターンの魅力です。
もちろん企業がインターン生に与える裁量にもよりますが、期間によって出来る仕事内容も増え、場合によっては営業として商品を実際にお客さんとの商談で売ることだってできます。
お客さんとの電話・メールでのやり取り・実際に会って話の運び方などを学びながら、自分自身で会社の商品を売り、対価としてのお金を頂く。ここに「ビジネス」が詰まっていると筆者は感じました。
いくらビジネスコンテストをしても、お客さんの顔が見えていなければそれは机上の空論に終わりかねません。「自社のサービスをお金を出してでも買おうと思ってもらえる。」という経験はかなり価値が高いのではないでしょうか。
長期インターンの中には給与が発生するものも多く、授業に合わせて受け入れてくれるところもあるそうです。社長や役員を含めた、現場の社員と近い距離で、たくさんの失敗を積み重ねながら、考える力とお金を払ってもらうことの重大さに気づける長期インターン。「働く」イメージを早く付けたい就活生の皆さん、是非その環境に飛び込んでみてください。