【何を話す?】就活において必須な自己PRのコツ

 

就職活動において、選考が進んでくると経験するのが面接。 エントリーシートだけではなく、面接の場でも聞かれることが多い、 自己PRについて、なぜ必要なのかと、考え方のポイントをまとめました。

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自己PRについて、特に意識した方がいいこと

自己PRは基本的に、企業側が自社が求めている人物像に
マッチするかどうかを見極めるために聞くものです。

ポイントは、企業側、面接する人が判断するということです。
自分では自己PRになっていると思っていても、
毎年数百-数千人と面談している企業からすると、
他の就活生と大差ないことが多くあります。

 

面接官単位でも、数十人、数百人と面接している場合もあるので
就活生が想像している以上に、1人1人の就活生が印象に残らない可能性があります。
印象に残らなかったら、判断できないですよね。

 

また自己PRでアピールされたことが、
会社が成果を上げていくために重要なことなのか、
それが成果につながるイメージを持つことができるかが
採用担当者が判断する際に、とても重要です。

 

そのため、自分だけの目線ではなく
自己PRを作り込んでいくことがまず大前提として重要です。

 

自己PRを考える際に重要なポイントは、大きく以下の3つだと考えます。

 

  1. エピソードでアピールポイントの根拠づけをする
  2. 可能な限り、複数の自己PRを考えておく
  3. 自分の弱みも合わせて振り返り、明確にしておく

 

1.エピソードでアピールポイントの根拠づけをする

自己PRでアピールすることは、極論として何でもいいと思いますが、
そのアピールポイントが根拠があることを示す必要があります。
以下の2つ例文をみたときに、どちらが活躍しそうな人材に映りますか?
 

『私は、自ら工夫をして、高い成果を出すことができます。』

『私は、自ら工夫をして、高い成果を出すことができます。
サッカーでクラブチームに所属していたのですが、
練習自体は週4日程度しかありませんでした。

それ以外の日には自らで課題を設定して、
能力開発を継続的に行なってきました。

その結果として、日本代表候補になりました。』
 

圧倒的に後者ではないかと思います。
エピソード自体の大きさももちろんですが、
しっかりと根拠を持って、アピールすることが重要です。
 

さらに、企業は継続して成果を出し続けることを求めているので
自己PRで話していることに対して、再現性が見えると、もっと良いはずです。

再現性は同じ強みが垣間見えるようなエピソードが
複数あることで、印象づけることができるはずです。
 

2.可能な限り、複数の自己PRを考えておく

これは意外と難しいのです。
どうしても思い込みがあるので、自己PRも、
最初に考えついたことに執着してしまいがちです。
 

最初の1つをブラッシュアップしていくことは
多くの就活生が行なっているはずですが、
そこからさらに幅を広げていくことをしていない人が多い。
 

自分では気づいていないけど
周りから見ると、評価されることも多いはず。

実はそちらほうが、強い自己PRになる可能性もあるので、
最初に考えついた自己PRだけに縛られることなく、友人や家族、先輩など、
よく知っている人に自分のことを聞いてみるのもいいことだと思います。
 

3.自分の弱みも合わせて振り返り、明確にしておく

自己PRというと、強みばかりに焦点を当てがち。
ただ強みがある一方で、弱みもあるはずなので
合わせて振り返っておくといいでしょう。
 

自分の強みを示すことにつながる自己PRは
考えてくる学生がほとんどですが、逆に弱みを
しっかりと考えてくる学生は珍しいのではないでしょうか?

もちろん面接で質問されることもあると思いますが、
そもそも課題を捉えることは、仕事にもつながる部分があるので、
今の課題、弱みも合わせて振り返っておきましょう。

 

ここまでは自己PRのポイントになりますが、
実際に就活を終えた学生2人に、自己PRについてインタビューしました。
 

【1人目:関西私立大学院/理系/男性】

-伊賀さん、よろしくお願いいたします。就職先を教えてください。

伊賀:医療系のベンチャー企業に就職します。
自分は大学院で比較的近い領域を研究していました。
 

-なるほど、であれば面接でも研究内容等を話していたのですか?

伊賀:そうですね。メインは研究内容を話していました。
ただ、まだ小さな会社なのでやり切れるのかどうかというところは
結構慎重に見極められていた気がします。

その部分は、普通に頑張ったこととか、大変だったことから
判断されていたような気がしますね。
 

-どんなことを話していたのですか?

伊賀:研究内容ではなく、研究に向かうスタンスを話していました。
特に研究って、1つのことに長く向き合うことが必要で、
かつ、小さな工夫をし続ける必要があります。

だからこそ、本当にわずかしか違いがないようなことでも
過去にやったこととは違うことをしてみる。
 

そんな意識を持ってやっていたので、
小さなことに対しても、改善し続けることができること
PDCAを高速で回すことができることをアピールしました。
 

-その自己PRにはどうやって行き着いたのでしょうか。

伊賀:経験をしっかり振り返る中で、出てきたものかなと思います。
研究で、一定の成果を出したと考えていたので、
成果を出すために何をしていたのかを振り返りましたね。
 

結局、社会に出ると特定の成果を求められると考えているので
成果を出した経験から、自分の強みを明らかにするのが良いと思います。
 

-自己PRを考える際に、重要なことは何でしょうか?

伊賀:自分のことなので難しいのですが、
客観視して考えることが重要ではないかなと思います。
 

やっぱり自己PRは、採用担当の方に
納得してもらえて、初めて意味があるので、
自分が納得しているだけじゃダメなんですよね。

そのことを意識して、自己PRを考えてもらえるといい気します。
 

-本日は、ありがとうございました。

【2人目:旧帝国大学/文系/男性】

-山形さん、本日はよろしくお願いいたします。どこに就職するのですか?

山形:マーケティングソリューションを提供するベンチャー企業に就職します。
ビッグデータを保有しているところでコンサルティング的な業務もできるのがいいなと思いました。
 

-大学の学部は文系ですよね?統計などはされていたんですか?

山形:まったくしていないですね。(笑)
 

-選考において、そのあたりは聞かれなかったのですか?

山形:いや、聞かれましたね。
ただ、その時の実力というよりもマインドセットの方が重要な気がします。
もちろん、それは会社によって違うとは思いますが。
 

自分の場合には、大学生時代にビジネスコンテストに複数回出ていたこともあり、
データを使ってビジネスアイデアなり、具体的な施策検討をすることが多かったので
その時のエピソードから、自分が感じたことを自己PRでは話すようにしていましたね。
 

-具体的にはどんなことを話していたのでしょうか?

山形:前提としてビッグデータとか、データサイエンティストというのは
かっこいいイメージがありますが、そのイメージと実務には
とても大きな差があると思っています。
 

あと、データはあくまで意思決定をするための手段でしかないはずなので
自分がデータと向き合うときには、
分析する前にどんな仮説を立てるかを特に意識していました。
 

しかもその仮説自体もビジネス上の成果に直結するような仮説。
しっかりと考えられることを、自己PRに上げながら、
この感覚を話すだけでも、とても良いアピールになっていた気がします。
 

-他の就活生との差は感じましたか?

山形:結構、感じていましたね。
集団面接でも、正直ここまで考えている人を見たことがなかったので。
あとは、外資系のコンサルティングファームの方にOB訪問をしたときに
本質的に考えられていると言われたので自信があったというのもありますが。
 

-自己PRを考える際に、特に意識していたことはありますか?

山形:特に意識していたことは1つだけですね。
 

『企業側から見て、十分なアピールポイントなのかどうか』

企業側から見てというのがポイントだと思います。
自己PRって、自己分析をして、自分の強みだと思うことを
まとめて話していると思うのですが、結局、判断するのは企業なので。
 

-『企業側から見て、十分なアピールポイントなのかどうか』は
どうやって見極めるのですか?

山形:これはいろいろな社会人の方に会って、話してみるしかないかなと思います。
自分自身が強みだと思っていることが、実はあまり強みになっていなかったり、
逆に強みだと思っていないことが、社会的に見ると強みだったり。
 

仮説を考えることって、個人的には当たり前だと思っていたのですが、
社会人から見ても、それが徹底できている人は少ない。
いろんな社会人の方にお会いする中で、そのことに気づきましたね。
 

-ただ、多くの社会人の方と会えない就活生も多いですよね。

山形:多いと思いますね。時間がなかったりとか、少しハードルが高かったりとか。
就活を成功させるためには乗り越えたほうがいいと思うのですが。(笑)
 

ただ、そのような場合には無理して社会人に会う必要はないと思いますね。
例えば、友人でもいいし、先輩でもいい。

少なくと自分の視点だけで、自己PRを作らないことが重要ですね。

 

-本日はありがとうございました!

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