【連載:年内に内定承諾した就活生】メガベンチャー内定の理系院生の場合

 

「就活は3月から」そんな言葉などどこ吹く風で年内に内定承諾を決める学生に、就活について語っていただくインタビュー企画。 第1回は、急成長中のメガベンチャーの特別なキャリアコースに内定をもらった小山内さん(仮名)にインタビュー。理系院生だった彼が研究職を選ばずにキャリアを選んだきっかけとは。じっくり語っていただきました。

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きっかけは「こんな社会人にはなりたくないなあ」

-今回はインタビューにご協力くださりありがとうございます。早速ですが、小山内さんはいつから就活をはじめましたか?

小山内さん:就活は院の1年生の5〜6月くらいですね。僕の場合は学部で卒業した同期がすでに就職してて、楽しいという人もいたけど、つまらないという声も一定数聞いていました。

 

社会人サークルのよさこいのチームに入っていたのですが「週5は仕事に耐えて週末のよさこいに行きたいがために生きている」っていうのをよく聞いていましたね。

僕は自分がそういう風になるのはいやだなあと思ったし、仕事はちゃんとしたいと考えました。

 

-そういったきっかけがあったんですね。まず最初にどんなことからはじめましたか。

小山内さん:僕自身、会社をよく知らないのでまずは合説に申し込みましたね。
あとはひたすらに自己分析をしていました。

 

考えるのは結構好きなので全く苦ではなかったです。
もともと教師になろうと考えていたので、そこから起点に『じゃあそもそも教師で何をしたかったのかな』『なんで教師やろうとおもったっけ』というのをどんどん深掘っていきました。

 

-そんな風に進めていったんですね。夏のインターンではどんなことを軸にエントリーしましたか。

小山内さん:正直、夏のインターンは浅かったです笑
何やりたいか、よりかはこういう人になりたいな、が、先に決まってて、コンサル行こうかな、というのと、ベンチャーはよくわからないし行こうと。

5〜6社のインターンに参加しました。

 

-印象的なインターンを教えてください。

小山内さん:もともとある居酒屋を3〜4ヶ月かけてリニューアルするインターンですね。

 

実際に営業することもあるんです。毎日ではなかったですが、給料はでないっていう笑

そのせいか、もともと12人から始まったんですけど、4人になって。チーム作りとかコミュニケーションとか学びがすごく多かった。

数字を毎日追っていましたね。リピート率や売り上げ、コストなど。
本当に泥臭くて、難しいインターンで、悔しさをたくさん味わいました。

 

「経営したい、起業したい」っていうのは僕にとってかなり縁遠かったのですが、そのインターンをきっかけに、なんとなく事業を回していくっていう肌感がわかるようになって、そういった言葉が身近になりました。

さらに、周りの社員社長学生に密に話してるうちに、「起業」が目的ではなく、起業の先にこういう目的があって、みたいな人が多くてその人たちを理解できるようになりました。

価値観の変化

-そうした経験の中で、どんなことをやりたいと考えるようになり、どんなキャリアを歩みたいと考えるようになりましたか。
小山内さん:僕は「自分の人生を自分で生きている人を増やす」を人生のビジョンに置いてキャリアを考えました。

 

そう考えた理由は省略しますが、「自分の人生を自分で生き」なくなってしまうのを防ぐには、「キャリア教育などを含めた学校教育の変革」と「一人一人のやりたいことが企業などの環境によりつぶされない組織づくり」が必要だと思いました。

 

そのために、「新規事業の力」と「組織づくりにまず当事者で関わる」を要素に、「30歳で自分の事業で子会社を作り、採用など総括的に組織づくりに携わる」という目標を立てました。

 

事業づくりに関しては、教育を普通のビジネスで行うのはかなり難しいと思ってます。だから、新規事業の経験を生かしたいと思っています。なるべく早くからそのチャレンジができるところがいいのかなと。30までにを一つの目安にしていました。

 

いまの内定先は12月頭くらい。最初の説明会をうけた当時は全然興味なかったですね。
5回くらい面接や面談を重ねていくうちに、ここだったら自分の思い描いたキャリアを歩めるなと思うようになりました。

 

-志望度あがったのはどんな瞬間でしたか。

小山内さん:もし自分が入社したら自分に良く会いそうな人と会わせてくれたときですね。
年次の近い人です。会えない人にあっても仕方ないじゃないですか。

 

いろんな会社と理念があるけど、自分のやりたいことと利用できるかどうか。それが一致するのかですよね。

お互い様だとおもうし。それについていいとこもわるいところも答えてくれたというか。

 

-志望度下がるのはどんな瞬間でしたか。

小山内さん:よくないところを聞いた時に反応が悪いときですかね。そんなの嘘ついてもしかたないじゃないですか。

 

そういうチャンスあるよ、を具体的に話してくれないというか。
照らし合わせたいことについてちゃんと答えてくれないときはやっぱりいやですね。

決断に間違いなんてない、だからこそ伝えたいこと

-確かにそれは不誠実さを感じますね。少し話は変わりますが、年内に意思決定できた要因は何でしょうか。

小山内さん:変な言い方ですけど、年内に結論を向こうが出してくれたからだと思います。

 

どこに入っても頑張れる、どこに入っても後悔しない、そういう会社は4〜5社ありました。
だから多少の優劣はありましたが、極論を言えば、最初に他の会社の内定でたらそこにしてたかもしれないです。

 

キャリアアドバイザーの方と1週間くらいずっと話した上で、結論を出しました。

-しっかり時間をかけて結論を出したんですね。では最後になりますが、これから就活をやっていく後輩に向けて、アドバイスやメッセージをいただけたら幸いです

小山内さん:一番大事なのは自分の意思決定に心から納得して決断することだと思います。

どこの会社に入るでも、起業するでも、その決断の瞬間ってどれも間違いではないし、正解でもないんですよね。

だからこそ、その瞬間瞬間で「納得」することが大事なんだと思います。
それをしないと、決断後に結局努力することができなくなってしまう。

 

納得して決断するためには世の中や企業について知ることももちろんですが、「自分のことを正しく理解して納得する」ことが僕は一番重要だと思います。

 

自分のことは自分が一番わかってる!と思いがちですが意外と言語化できていないんですよね。
どうしてこの性格なんだろう。どうしてこのとき部活をやめなかったんだろう。どうして教育に興味を持っているんだろう。どうしてこの企業に入りたいと思っているんだろう。
ひたすら自問自答して考え続けていました。

 

1人でだけやるのではなく、先輩や親、インターン先の企業の方、友達など多くの人と話しながら、言語化して整理していくと段々と見えてくると思います。
僕は就活を通して自分自身の理解が深まり、これまでの過去や未来についてしっかりと考えることができたことが一番の収穫だと思っています。

 

今就活している人や、今後就活を行っていく大学生の皆さんには是非、もう一度自分自身と対話をしてみてください。自分の価値観、キャリア観、頑張れる環境など、どんどん言語化していくことをやってみると良いと思います!

-小山内さん、長い間インタビューのご協力ありがとうございました!

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