早期内定のススメ – ベンチャー志望の内定者が語る早期内定のメリット –

 

年内にベンチャー企業2社から内定をもらった有名私立大学4年の大野さん(仮名)。早期内定を獲得した彼が語る、早期内定のメリットとその秘密とは?

−最初に、大野さんの就活の軸を教えてください

 

大野:まず前提として①成果主義であること、②成長環境が整っていること、③組織に依存しない能力を身につけられること、という3つの基本的な軸を基に企業選びを行っていました。なので業界でいうと、コンサル、投資銀行、ベンチャー、メガベンチャーといったところを中心に検討していました。

 

−そこから興味のある業界はどのように変わっていったのですか?

 

大野:就活を開始した3年生の10月頃は、ベンチャーやコンサル、投資銀行を同時に見ていましたが、次第に事業会社が自分には適しているなと思うようになりました。というのも、自分の会社を成長させていくことの方が、単純に自分にとってわくわくするものだったし、コンサルは提案はするものの、その会社の成長に対して多くの場合は最後まで責任を負えない点で、事業会社がいいなと感じたからです。

 

この時点でコンサルと投資銀行の選択肢は消えましたね。

 

−軸に関してなにか変化はありましたか?

 

大野:それ以降は先程の3つの軸に加えて、その会社に実現したい世界観やビジョンが存在していて、社内に浸透しているかどうかという軸と、事業内容に本質的な価値があるかどうかの2軸で企業を見ていました。その上で、自分の成果次第でやりたいことが選び取れる環境であるか、職種転換ができるか、そもそも成長産業であるかといった軸もありましたね。

 

−では最終的に内定を承諾したのはどのような企業だったのですか?

 

大野:主に中小企業を対象としたバックオフィスツールを提供しているベンチャー企業に内定承諾しました。

 

承諾した理由としては、純粋に自分の軸をすべて満たしていたという点が一番大きいですね。ただ他にも、社内の色んな人に会わせてほしいと言うとその都度すぐに会わせていただけたので、社内でも自分から手を挙げれば、寛容に受け入れてもらえそうだなと感じ、会社に入るイメージができたというところもあると思います。

−大野さんは年内に内定をもらったとのことですが、どのような企業から内定を獲得したのでしょうか?

 

大野:企業のwebマーケティングを支援しているベンチャー企業と、組織コンサルを行っているベンチャー企業から内定をいただきました。

 

−早期内定をもらったことでなにか良かった点はありますか?

 

大野:今振り返ってみると、良かった点は大きく2つあるかなと思います。1つは、内定を持っていることで心の余裕ができて、その後の選考に向けて自信が付くことです。内定を取ること自体を目的化しているわけではありませんが、これは本当に一番大きなメリットですね。

 

そして2つ目は、自分のどのような点を評価して内定を出していただけたのかフィードバックをもらうことで、自分の内省を一歩深めることができる点です。内定後は、その企業の社員さんに会う機会が増えるので、場合によっては面談してもらって色々なことを相談させていただきました。

 

−早期内定をもらうことができた要因はずばり何だと思いますか?

 

大野:周囲の学生や世の中の風潮に流されるのではなく、自分は何をしたいのかという軸で企業選びを行っていたからという点に尽きると感じています。

 

自分の過去の経験を振り返って、自分のモチベーションがどういうときに上がるのかをしっかり整理できていたから企業も的確に絞ることができたし、選考でもその仮説を人事の方にぶつけて検証するという作業をスムーズに行うことができたのが良かったのだと思います。

 

−では最後に、就活生に向けてアドバイスをお願いします!

 

大野:僕は就活全体を通して、大手とベンチャーともに幅広く検討していたのですが、大切なのはやはり、自分の中の軸に照らし合わせて、将来なりたい姿や成し遂げたい事から逆算してキャリアを考えることだと思っています。

 

そもそも「大手とベンチャー」というくくり方自体がナンセンスではないかと(笑)

結局はその人がなにをしたいかで考えた際の会社の分け方は、一緒に働く人との相性や会社の雰囲気、あるいは職種等、人それぞれだと思うので。

 

なので、何度も言うように周囲に流される就活をするのではなく、自分軸をしっかり持った上で、納得感のある就活をしてほしいですね。

 

-大野さん、ありがとうございました!