『留年は就活に影響を与えるのか?』 – 18卒内定者に聞いてみた –

 

「単位が足りなくてうっかり留年、、」なんて話はみなさんの周りにも溢れていると思います。はたして留年は就活に影響をもたらすのでしょうか?都内の私立大学に通う18卒学生3人に、実際のところを語ってもらいました。

 

-始めに、みなさんが学生時代どのように過ごしていたのかを簡単に教えてください。

 

木下さん(以下、木下):僕はダンスサークルで4年間しっかり活動していました。大学4年間はひたすらダンスに打ち込んでいたので、他に何をしていたか正直思い出せません。

 

岩田さん(以下、岩田):2年までサッカーサークルに所属していたんですが、3年生になって理系学部に進学したタイミングでサークルをやめました。それからは海外旅行に出かけたり短期留学をしたり、ベンチャー企業で長期インターンしたりといろいろ経験しましたね。

 

伊藤さん(以下、伊藤):テニスサークルで楽しく過ごす傍ら、もともと弁護士を目指していたので、1年生の頃は司法試験の勉強をしていました。でも2年生で予備試験に落ちて法曹の道は諦めました。それからは、社会人になる準備として金融関係の学生団体に所属して知識を身に付けようとしたんですが、あまりしっくりこなくて3年の夏に脱退。投資を行っているスタートアップ企業で長期インターンを経験したりもしました。

 

-みなさん結構いろんなことを経験されていると思いますが、そんな中で留年してしまった理由は何だったんでしょうか?

 

木下:僕はもともと理系で院進学を考えていたので、当初就活をするつもりはなかったんですが、院試のある学部4年の9月になってもダンスの活動に熱が入ってしまって勉強をおろそかにしていました。結果、院試には落ち、かつ時期的に就活をすることもできなかったので留年が決定しました。院試の1週間前まで全く試験勉強をしてなかったので当然の結果なんですけどね(笑)

 

岩田:僕の場合は大学において勉強はおまけであるという意識が根本にあったので、いかに効率よく進級するかしか考えていませんでした。その結果、文系から理転した際に授業の出席点がぎりぎり足りず留年してしまいました。

 

あと、単純に学業以外にバイトやインターンで忙しかったという理由もあります。試験直前に旅行に出かけてしまうということもありましたが、今思うとあれはさすがにまずかったですね。

 

伊藤:僕も同じく大学における学業の優先順位は低かったので費用対効果を考えて単位を取得していました。これで3年生までは問題なく単位は取れていました。ただ、4年生になって余裕が出てきたこともあり、授業をどんどん切っていき、最終的に卒業に必要な単位数は満たされてるのに、必修単位が足りず留年してしまいました。留年が決定した瞬間は卒業旅行先のフィリピンに居たのですが、すぐに飛行機で教授のもとへ向かい単位懇願したものの、時すでに遅しといった感じでした。

-留年する学生のパターンとしては典型的ですね。では、留年が決定してからの就活はどのように進めたのですか?

 

木下:留年が決定したのが4年生の9月で、結局ダンスは12月まで続けました。それから就職活動をすることになったのですが、1月の段階では自分の興味の湧いた就活イベントにいくつか参加するといった感じでした。

 

2、3月の選考時期に企業選びの軸が固まってきて、5、6月には内定をいくつかもらうことができました。大手企業はほとんど受けていなかったんですが、ベンチャー企業を中心に内定を3社ほどいただきました。

 

岩田:僕は就活を一度経験していたので、比較的就活に備えることができたと思います。1年目の就活で軸はある程度定まっていたので、留年後の就活はひたすら自分と合う企業を絞って比較検討していました。最終的に留年後は、リクルート各社、メガベンチャー複数社、省庁、大手広告代理店から内定をもらうことができました。

 

伊藤:僕は単位申請を誤っていたので留年が決定したのは卒業間際の3月でした。当初内定をいただいた企業も直前で辞退することになってしまい本当に迷惑をおかけしました。まわりはもう本選考のエントリーに追われていて、自分も必死にエントリーしていたのを覚えています。僕は大手企業もかなり選考を受けていたのですが、最終的には日系大手証券・メガバン・生保・リクルート・人材ベンチャー計9社から内定をもらいました。

 

-留年してもそこまでたくさん内定をもらうことができるんですね!

企業の面接で留年について聞かれることはなかったんですか?

 

全員:ありますね。

 

木下:面接ではなぜ留年したかについて少しだけ聞かれることが多かったです。質問のボリュームとしてはそんなになくて、単純に留年した理由に関して興味を抱いていた印象でした。

 

岩田:自分はベンチャー気質のある業界を志望していたこともあり、留年に関して比較的寛容だったので、面接で聞かれる回数としては多くはありませんでしたけどね。

 

−面接で留年の理由を聞かれた際に気をつけていたことはありますか?

 

伊藤:やはり誠実に答える、正直に話すということに尽きると思います。

 

木下:その上でしっかりと留年してしまったことを反省し、その経験から自分は何を学んだのか、どう次に活かすのかということを伝えるようにしていました。このあたりがしっかり言語化できていれば、特に問題はないと思います。

 

-振り返ってみて、留年は就活において不利に働いたと思いますか?

 

木下:僕はむしろ有利だと思いました。純粋に1年間、他の学生より多くの経験を積めるという観点でいけば人としてかなり成長すると思うので。時間の使い方にもよりますが、人として深みが出る気がします。

 

伊藤:僕も少なくとも不利ではないと思います。良くも悪くも留年を経験することでプライドが一度壊されるので、面接でありのままの自分を出せるようになり、変に飾らないようになりました。精神的な余裕も結構できますし(笑)

 

-少し偏った意見な気もしますが、たしかに納得感はありますね(笑)

では最後に、留年してしまった人や留年が決定している学生に向けて一言お願いします!

 

木下:留年することで何か自分を取り巻く環境が大きく変わるというわけではないので、いったん立ち止まって物事を考えてみることをおすすめします。

 

岩田:卒業したいと思うならまず卒業のために精一杯勉強してあがいてください。でも留年が就活において不利に働くことはまずないと思うので、もし留年してしまったなら覚悟を決めて頑張りましょう。

 

伊藤:留年を正当化するつもりは全くありませんが、意外と自分が知らなかった世界や視野が広がるうえ、いい意味でプライドが無くなるので、もし留年が決定した人はいい機会だと思って時間を有意義に使って充実した日々を送ってください。

 

−留年はしないことが一番ですが、もししてしまった人も就活に影響を及ぼすことはないので落ち込む必要はないということですね。みなさん、今日はありがとうございました!

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