東大のエリートはなぜベンチャーを選んだのか(東大理系 / 体育会主将 / 経営企画職内定)

 

例年、東大生に人気な企業には超大手企業が名を連ねますが、一方で名もないベンチャー企業に就職を決める東大生もいるようです。今回はそんな東大生の一人である高橋さん(仮名)に、なぜその意思決定を下したのか語ってもらいました。

 

-内定先企業はどんなところなのか教えてください

 

高橋さん(以下、高橋):ベンチャー企業ですね。プラットフォームビジネスを行なっているところです。経営寄りの部署への配属がすでに決まっています。まずはそのポジションで結果を出して、将来的には事業を創って、大きくしていけるようなポジションに行きたいと考えています。

 

-高橋さんは、どんな就活をしていたのですか?

 

高橋:就活を始めたのは3年の2月くらいなので、東大の中では遅い部類に入るかなと思います。

ただ最初から軸は明確にありましたね。

 

就活の時に、家族と仕事について話すことがあって。

私の父は超大手メーカーで部長として働いているのですが、「部長になってはじめて会社から1人のビジネスパーソンとして見られるようになった」と言っていました。それが本当なのだとすると、大手企業に行ったら、そこまでには30年くらいかかる。父親は尊敬していますし、そうゆう働き方が合っている人もいると思いますが、自分は違うなと思いましたね。

 

-就職する企業の内定を承諾しようと思った決め手は何ですか?

 

高橋:企業の中で自分の『特異性』があると思ったからです。

就職活動を進める中で、企業の方から言われて印象的だった一言があります。

 

「会社の中での特異性を意識したほうが良い」

 

これからはキャリアの確約なんてないと思いますし、一生安泰なんて絶対にない。

最近では大手総合電機メーカーの経営が危ないとか、マスメディアが斜陽とか言われていることを考えると、今『安定』と言われている企業や『人気』企業でも、まったく安泰ではなさそう。だったら自分でキャリアを作れるようになること。そのためにはビジネスにおける特異性を持っていることが重要かなと思います。その会社でしか使えない特異性ではなく、ビジネス一般で役に立つ特異性。それが身に付くところを考えたら、今の内定承諾先になりました。

 

 

-まわりの東大生の就活を見ていて感じることはありますか?

 

高橋:就活系のサービスを使っていたので、自分は他大学の学生がどんな風に就活しているかも、ある程度知っています。そこと比較をすると、東大生はブランド思考がまだまだ残っているなという印象。一方で、サークルだったり、研究だったり、部活だったり。自分の頭で考えて、先頭を走って来たようなタイプは大手企業、有名企業には行かない人が多いように思います。自分の周りを見ていてもそうなので。

 

-明確に差があるなという印象なのですね。それってなぜだと思います?

 

高橋:主観になってしまうのですが、多分これまでの学生生活において自分で考えて、試す、改善するというPDCAのサイクルが確立していることが当たり前になっているからだと思います。よくある言葉で言うと「裁量権」ですかね。ここが明確に見えている学生は、大手企業よりもベンチャー企業を選ぶのではないかなと。

企業によってばらつきは当然あると思いますが、超人気企業に就職した方が就職先を「完成したオペレーションを回す世界」と表現していたのが印象的でした。全体的な規模としてはかなり大きなオペレーションだと思いますが、これは「裁量権」とは逆に位置するんじゃないかなと思います。

 

『裁量権』という言葉で捉えていなくても、大学生時代に主体性を進んで発揮していた人は、キャリアにおいてもそうゆうものを求めるだろうと思いますね。

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