【社員インタビュー】#3 大手自動車メーカー社員が語る、就活の時に考えておくべきこと

 

海外の人と仕事をする上で自分たちのやり方を相手に会わせていくことが必要

―現在の仕事内容について教えてください。

 

商品企画の仕事と中東のバーレーンに関わる仕事の2つに携わっています。1つ目の商品企画では現地の代理店を通じて、どんな機能を持った車だとその国で受け入れられるのかを市場調査して、マイナーチェンジの企画と実行を行っています。いろんな要望があるなかで、企画を1つに絞って実行していくのはとても難しいと感じています。

 

2つ目のバーレーンに関わる仕事ではその国で起こる、自社に関係することは基本的に何でも自分が担当します。数値計画からマーケティング、営業支援等、幅広く業務をしていくので1つの会社を経営しているという感覚に近いかもしれません。

 

ー海外の人と仕事をする機会が多いと思うのですが、その人たちと仕事をする上でどのようなことを意識されていますか?

 

日本の仕事に対する取り組み方が全てと思わないことです。私が担当するバーレーンでは仕事に対する取り組み方が日本とは異なります。日本の場合、仕事を渡されると、納期までに仕事を終わらせることが当たり前です。しかしバーレーンでは納期はあってないようなもの。現地の社員に業務を渡すときも基本は2~3週間くらいの余分な期間を事前に見積もらないと納期を守らないため業務が回らなくなってしまいます。納期に遅れることを彼らは悪いと思っていなくて、時間に追われてまで仕事をしなくていいと思っているのです。そのため仕事をする上で日本のやり方が全て正しいと思うのではなく、担当する国のやり方に自分たちが合わせていく必要があります。

 

ー仕事をしていて感じるやりがいを教えてください。

 

自分たちが1から市場調査を行い、この機能を持った車だとその国の人たちに喜ばれるのではないかと仮説を立てて商品企画を行います。その結果、自分たちの仮説があたり、お客様が○○の商品買ってよかったと反応を示してくれたり、販売代理店さんからこの商品のこの機能が良くて、お客様に大変人気ですと言われると大変やりがいを感じます。ただ一方で自分のいる企業はかなり伝統的な企業で施策が実際に行われるまでのフローがとても長いです。たくさんの上長がいるため、1人の意見で施策がひっくり返ることもざらにあります。
そこは少し窮屈に感じてしまうこともありますね。

 

―大企業だからこそ感じてしまうストレスもあるんですね。そのような組織環境の中でも活躍できているのはどんな人ですか?

 

自分の頭で考えて仕事をしている人は活躍できていると思います。普通の人は上長から言われたことを100%行い、出したアウトプットについて上長から違うよと言われるとその通りに直そうとします。それに対して活躍できている人は直せと言われたことをそのままやろうとするのではなく、なぜそう言われるのかをしっかりと確認しているように感じます。上長を見て仕事をするのではなく、常に結果を意識して働いている人というイメージですかね。良く言われていることかもしれませんが、超大手であっても自分の頭で考える人が活躍できると思います。

就職活動では入社後、どういうことをモチベーションに働きたいかを考えることが重要

ー次に就職活動時代のお話について聞きたいと思います。どういう就職活動をされていましたか?

 

自己分析した結果、承認欲求がベースにあることが分かったため、就活の軸をぶらすことはありませんでした。初期のころは自分の友人と就活をしていて、その友人がベンチャー志望であったのでベンチャーも見ていました。しかし、当時の自分にとってはベンチャー企業の方が話す、仕事を通じての成長ややりがいは何の価値ももたず、あまり響きませんでした。結果として承認欲求を満たすために会社のステータスという軸と、インドに数ヶ月留学したときの経験から国内外の環境で働きたいと思っていたため、総合商社やグローバルメーカーを受け、現在の入社先と某総合商社から内定をいただきました。

 

ーステータスという軸で就職活動をした結果はいかがでしたか?

 

今は就活時点で考えていたステータスという目標は達成されましたが、【仕事】上で自分の根幹にあるものを満足させられていないと感じています。就活生の時は超有名企業に入社して、ステータスを得た後のことは全然考えられていなかったので。入社して何をモチベーションに働き続けるのかを考えることは重要だったなと思います。会社に入ってからは会社名だけで承認されていると感じることは少ないので、【仕事】上で、どんな仕事をしていれば、どんな働き方であれば自分自身が一番幸せに働けるかを考えるのが大切だと思います。だから同期でベンチャーに行った人で、モチベーションを感じながら働けている人を見ると、少し羨ましくもなりますね。(笑)

これからも、ユーザー接点のある場所で働き続けたい

ー仕事を通じて今後やりたいことはありますか?

 

今はトヨタの海外営業部で仕事をしていて、トヨタの中でも一番ユーザー接点のある場所で働いているので、このままの部署で国を変えていくような働き方がいいですね。今の部署から部署を変えるとどんどんユーザーから離れていきます。そうなると仕事の働き方としてお客さんのためというよりは技術部の○○さんを説得するためにこの仕事をしているという風になってしまいます。私は社内の誰かのためではなく、お客さんのために仕事をしていきたいです。そのため今後も海外営業という部署で国を変えながら、お客さんとの距離が近い場所で仕事をするつもりです。

 

ー最後に就活生に向けてメッセージをください。

 

就活ではいろんな業種の社会人に会うことが重要です。私は途中でベンチャーを切って、大手企業に就活をシフトしたので、もしかしたらベンチャーを切らなければ、働いた後のことを考えるきっかけとなるような人に出会っていたかもしれません。もちろん、その時にはどんなことを言われても納得できていなかったかもしれませんが(笑)
いろんな人に会って、いろんな人の意見を聞いて、今の自分目線だけで考えるのではなく、
社会に出てからの目線も少し想像したうえで、就活をしていって欲しいですね!

 

エンカレッジとは?

 

2015年卒向けに京都大学にてサービスを開始し、2019年卒は1万6000人の就活生が利用。

各大学の内定者が行う面談を中心に活動。

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「本質的な就活を通じて、キャリアを作る人」を応援するために北は北海道、南は沖縄まで70の支部を持ち、全国規模で活動しています。

 

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