【内定者インタビュー】#3 広告代理店内定者が語る自己分析の重要性

 

6回にわたり人気企業の内定者や社員を呼んで、自身がどのような就職活動を行っていたか振り返ってもらうインタビュー企画。第3回内定者インタビューで話していただくのは、広告代理店に入社を決めた東京大学理系院生の森下さん。自己分析や就活の軸について語ってもらいました。

 

アイデアが付加価値を生む、コミュニケーションビジネスがしたい

−まず、森下さんが就活を始めた経緯について教えてください。

 

森下さん(以下、森下):僕は理系院生で専門は建築なのですが、学部時代、平日は課題に追われ、休日はバイトといった生活を送っていました。忙しさはあったものの、コンセプトからアウトプットまで幅広い領域を考えることができ、良い仲間にも恵まれ充実した日々を過ごしていました。一方で学部4年の秋、院試も終わり、研究室に所属してからはコアタイムが存在し、研究テーマもかなり限定的なものとなりました。その頃から漠然と「物事をもっと幅広く、全体的な視点から見たいのに、自分は専門に細りすぎているのではないか」という思いを抱くようになりました。そのため、就活はもっと全般的に幅広く見ようと思っていましたね。

 

それとは別に、就活を経験した仲の良い友人と、キャリア観について話す機会があったことも大きかったですね。

 

−では、就活を通して会社選びの軸はどういう変遷をたどっていったのでしょう?

 

森下: 最初は、自分の専門性やスキルを活かしつつ、プロジェクトベースで動けて、かつ自分のアイデアを形にすることができる業界という軸で見ていました。そこで、夏は広告・鉄道・コンサルを中心に日系外資問わず幅広くインターンに参加することにしました。

 

実際にインターンに参加して、広告・鉄道・コンサルを比較したときに、1つの事業の周期が早いという点や、戦略を形にして最終的に実行まで落とし込み、顧客にしっかりと寄り添ってPDCAを回していける点から、鉄道とコンサルが選択肢の中から落ちて、広告が残りました。

 

他にも、大学院で研究を行う中で基盤を作ることよりも、なにか物事に付加価値を生み出すほうが自分には向いてるなと気づいたので、その点でも広告はおもしろそうだと感じましたね。

 

−なるほど!広告の中でもいろいろあると思うのですが、なぜ総合広告代理店なのでしょうか?

 

森下:サマーインターンでお世話になったネット広告代理店で長期インターンを半年ほどさせていただいたのですが、そこで気づいたことが2つありました。1つは、すべてがデジタルで完結してしまうのが自分にとっては物足りないということです。アウトプットは最終的に目に見える形、例えば空間デザインといったもの、がいいと考えていたので、多くの施策がオンラインで完結し、パソコンに表示される数字が最重要視されるネット広告の世界は自分には合わないなと感じました。

 

もう1つは、自分にとっての成長環境とはなにかというものに関してでした。就活生のときは、成長環境という軸も含めてベンチャー気質のあるネット広告代理店を検討していたのですが、人材の評価軸と自分の中での価値観が異なっていて、そこに自分としては違和感を覚えました。その時に、成長環境は与えられるものではなく、自分で作り出すもので、自分がどれだけ熱意を持って取り組み、結果を出すかにすぎないということを実感したんですよね。これはモチベーションをどこに感じるかで人によるんですが、自分の場合モチベーションを自分の中に作れる方なのでこの考えがしっくりきました。そもそもに自分が納得いく成果が出てない時に褒められるのがあまり好きじゃないので(笑)

 

そこからは、自分は幅広い事業領域に対してのインパクトの大きさ、そしてベンチャー気質のある会社じゃなくても大手でベンチャー的な働き方ができると思い、総合広告代理店に絞っていきました。

自分の経験や今あるスキルだけでキャリアを選ぶことはしたくない

−そんな森下さんが自己分析をしようと思ったきっかけはなんだったのですか?

 

森下:かねてから、僕を含めて理系院生は自分の専門にとらわれすぎているのではないかと思っていました。周囲の院生には、自分の研究分野の範囲から仕事を選ぶとか、教授の推薦で紹介してもらった特別選考枠の中から受かったところに行くといった学生が多かったんですよね。

 

それを見ていて、自分がどういう状態にあれば楽しく充実した人生を歩めるのかを考えてキャリアを選べてないなと感じていたので、少なくとも自分は経験やスキルだけでキャリアを選ばず、幅広く選択肢を持った上で納得感のある就活をしようと思い、自己分析を始めるに至りました。

 

−理系院生の就活に課題を感じていたんですね。具体的に、自己分析はどのように行っていたのですか?

 

森下:僕は当初、自己分析はESを書きながらおこなっていました。

 

選考で聞かれる質問って、「学生時代どんなことをしていたか」「1番楽しかったことは何か」といった基本的なことが多くて、ESのこういった質問について考えること自体が自分のなかでは自己分析になっていました。

 

あとは人と話しあうことで自分の考えを整理するということを行っていました。なぜこれが大事かというと、うまく言語化しない限り、自分の言いたいことは相手には伝わらないんだなとか、自分では当たり前だと思っていることが他人にとってはそうじゃないんだなということに気づけないからです。それに気づくためには人に「なんで?」と聞かれることが大事です。それを繰り返すことにより、新たな自分の価値観にも気づき自己分析が進んでいきました。

 

話す内容としては、最初は「どういうとこ受けてるの?」といった選考の話から入って、ESの話で「なんでなんで?」と深掘りしあうという具合でした。

広告をひとくくりにして考えない

−最後に、広告代理店を目指す就活生に向けてなにかアドバイスはありますか?

 

森下:広告代理店の選考では、「OB訪問はしたか?」ということをしつこく聞かれる印象があります。僕は、これは広告代理店の働きかたが非常に多種多様であり、幅広い職種や働き方についてしっかりと認識できているかどうかを確認するためではないかと考えています。なので、広告代理店をひとくくりにして考えず、社員の方のお話をたくさん聞くことをおすすめします。

 

あとは、広告は自分たちの商材が存在しないビジネスなので、世の中の流れに合わせるといった側面があります。そのためにはこの先、世の中がどう変化していくか、会社がどう変わろうとしているのかといったことについて考えておくことが大事ですね。

 

−幅広い働き方について知っておくことが大事なんですね!ありがとうございました!

 

エンカレッジとは?

 

2015年卒向けに京都大学にてサービスを開始し、2019年卒は1万6000人の就活生が利用。

各大学の内定者が行う面談を中心に活動。

ES・GD・面接といった充実の選考対策も。

「本質的な就活を通じて、キャリアを作る人」を応援するために北は北海道、南は沖縄まで70の支部を持ち、全国規模で活動しています。

 

【エンカレッジの面談】
就活生1人1人に内定者がメンター(相談役)としてつき、自己分析を通して就活を徹底的にサポート
ES、GD、面接などの選考対策情報の提供
一部上場企業・優良ベンチャーなどのエンカレッジ特別ルート選考会