【内定者インタビューvol.1】国立大学×体育会の僕がベンチャー企業を選んだ理由

 

神戸大学の体育会に所属しながらも、ベンチャー企業へ進むことを決めた清水謙(しみず けん)さん。周囲の学生はテレビ局や、大手広告代理店に進む人が多いと言います。 大手企業ではなく、従業員数約30人の『株式会社アトラエ』に新卒入社した彼は、どのような考えをもって決断したのか。今回は彼のキャリアビジョンと、入社に至った考えを聞いてきました。

就職活動が解禁されるよりも前に承諾した内定

――清水さんは2015年1月に内定を承諾し、今の内定先への入社を決めていますが、改めて就職活動の流れを教えてください。

清水さん(以下、清水):就職活動をスタートしたのは、2014年の5月です。他の人よりもかなり早くから就職活動を始めていました。

僕の先輩で5大商社すべてから内定を獲得した、いわゆる“就活無双”をやってのけた先輩がいて、その人から、「就職活動を早くから始めたのが内定獲得の秘訣だ」と教えられていました。

そこで、2014年5月に、『キャリア100人会議』という就活イベントに参加したのです。何も準備をしていなかった僕は、そこで周囲の学生や社会人の方の優秀さに圧倒されて、焦りを感じて就職活動に注力し始めました。

そして、夏季インターンシップでは、なんとなく、様々な企業のインターンシップに参加していました。

――今の内定先である『株式会社アトラエ』をどのようにして知ったのですか?

清水:結論から言うと、自分で検索してたどり着いたという感じです。

秋頃から、ベンチャー企業を意識して様々なサイトで企業情報を調べていたんですが、どこも人材要件に“PDCAサイクルをしっかり回せる人募集”とか、“モチベーションが高い人募集”みたいな、ありきたりなことしか書いてなかったんですね。

完全に思いつきなのですが、中途向けの募集情報なら、もっとリアルで、厳しい人材要件が載ってるんじゃないかと思って調べてみたんです。そして、内定先が運営している転職サイト『Green』にたどり着きました。

そのサイトの自社求人で、“アスリートのような働き方をしたい人募集”という、他のサイトとは全く違うフレーズを見かけたんです。そして、運営会社であるアトラエに興味が湧き、話を聞きたい、と説明会に参加しました。

大手企業ではなく、ベンチャー企業が自分とマッチした

――清水さんは神戸大学生で、かつ体育会系サッカー部所属とかなり企業からのウケが良さそうな経歴ですが、大手企業には初めから興味がなかったのですか?

清水:夏季のインターンシップでは、大手企業のものにも参加していました。初めはミーハー心や周りの影響もあり、自分も大手企業に行くものだと思い込んでいました。

しかし、実際にインターンシップやインターンシップの選考に参加してみると、社員さんや志望学生の雰囲気がなんか自分には合わないな、とモヤモヤしていました。

そんな折に、就活支援サービスが開催するセミナーに参加したんです。そこでは、本当に自分がすごいと思う人に多く出会えました。

そして、僕が凄いと思った人は不思議と「ベンチャー企業へ行きたい」と言う人が多かったんです。そういう体験を通じて、少しずつベンチャー企業に興味への興味が強くなってきました。

――今の内定先に決めた決定的な要因は何だったのですか?

清水:“自分が求める環境”とその企業の社風が一致したからです。僕は初め「サッカーが好きだから、サッカーに関わる仕事がしたい」と思っていました。その流れでスポーツメーカのインターンシップの選考も受けていました。

でも、改めて自分を振り返ると、僕はサッカーという競技自体ではなく、サッカーの“個の力ではなく、チームの力で勝負に勝つ”ということに喜びを感じていたんだ、と気づいたんです。

つまり、1つの共通の目標に向かって、モチベーションの高い仲間と一緒に頑張れる環境を好んでいたんです。個の力だけ見れば、相手の方が圧倒的に能力が高くても、チーム全体で勝負に勝つ。それこそが僕が最も喜びを感じる瞬間なんです。

株式会社アトラエは、まだ小さい会社ですが、組織を非常に大切にしていて、かつ目的に対して、チームのメンバー全員が高いモチベーションをもって働いている、それが面談を重ねることでわかったんです。

最近も、内定者の課題として新規事業立案の機会があったのですが、社員さんの視点の高さや、新卒内定者でも戦力として使う“ベンチャー感”に驚かされました。その企画自体は実現しませんでしたが、改めて会社の良さを再確認できましたね。

内定承諾までの葛藤を振り払った一言

――ベンチャー企業への入社を決めるにあたって、なにか葛藤や不安はありましたか?

清水:決断時には、迷いましたね。全ての企業を見ることができたわけでもないのに決めるわけですからね。そこで、報告も兼ねて、今まで就職活動で出会った人や、どう思うかを、友達に聞いてみたんです。

やはり価値観は人それぞれで、賛否両論だったのですが、ある人に、「お前は自分の背中を押してほしいだけだろ。自分では正しいと思っているならやってみろよ。」と言われたんです。

そこで本当にハッとしました。自分の中では本当は決心していることに気づき、そこからは迷いはなくなりました。

――ご両親の反応はどうでしたか?

清水:猛反対されました。

でも、親には言葉よりも、一生懸命幸せそうに働いている姿を入社後に示したほうが効果的だと思ったんです。そして結局、内定承諾後に事後報告したら、徐々に応援してくれるようになりました。

将来は有名な組織を作りたい

――将来はどうなっていたいですか?

清水:将来的には、組織を作るプレイヤーになりたいですね。現在アトラエには人事がないので、今は現場で最低限の知識を学んでその後、組織を作る方面で必要とされる人材でありたい、と思っています。

そのチームがすごく有名になって、その組織創りに一役買ったのが実は清水だった、みたいになっていたら本当に最高ですね。