ロジカルシンキングの基本とは。

 

就職活動の中で、度々「ロジカルシンキング」という言葉耳にすると思います。 「ロジックツリー」や「MECE」など、聞きなれない単語が多く、混乱してしまうことでもあるでしょう。 そこで今回は、簡単な例とともに、ロジカルシンキングをもっと単純に考えてみます。

ロジカルシンキングとは

ロジカルシンキングは、日本語では「論理的思考力」と呼ばれます。これは、聞き手にとって、あなたの考え方や、自信のアイディアが客観的に見て正しいことを示すためのツールです。

例えば、あなたがAという社内の課題を見つけたとき、Bという対策を考え付いたとします。まず、そもそもなぜAが社内の課題なのか、そして数ある選択肢のなかでも、なぜBという対策が優先的に実行されるべきなのか、ということを聞き手に納得してもらう必要があります。

ロジカルシンキングを使いこなせば、聞き手にとって納得感のあるプレゼンテーションが可能になるのです。

 

課題の発見をするための「分解」

ロジカルシンキングを単純に考えてみると、大きく「分解」と「グルーピング」に分けられます。

(1)分解

まずは、課題を発見するために分解を行います。これには、ある要素がなにによって構成されているか、を見極める必要があります。

例えば、会社の売上が下がっていて、対策を考える必要があるしましょう。

まず、売上は、「客単価」と「客数」に分解されます。そのうえで、「客単価」と「客数、どちらの要素が原因で売上が下がっているのかを見極めます。仮に客単価が下がっている場合は、さらにこれを分解します。客数は「新規顧客」と「既存顧客」に分解することができますね。

このようにして、分解を続けていけば、何が根本的な問題なのかを発見することができます。分解をした結果出来上がったこのツリー状の図が、「ロジックツリー」と呼ばれるものです。

 

わかりやすく伝えるための「グルーピング」

(2)グルーピング

課題への対策案ができれば、次はそれを報告する必要があります。

そこで登場するのが、「グルーピング」です。考えた施策は、大きく分けるといくつぐらいあり、各々どういった内容なのか、そして優先して実行すべき施策と、その理由を聞き手にわかりやすく伝えるときに「グルーピング」が効果を発揮します。

例えば、先ほどの売上減少の原因が「新規顧客の減少」にあったとします。この場合、大きく分けると

①既存顧客の客単価を上げる

②新規顧客を獲得する

のいずれかの選択をする必要があります。そして、提案する内容は、①と②、どちらのための施策なのか、その理由と共に述べる、ということになります。

 

実は、数あるフレームワークも、すべては、この「分解」と「グルーピング」を抜けや、ダブりがないようにするためのツールなのです。そして、「抜け・ダブりがない状態」こそが「MECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)」という言葉の意味になります。

今回は、シンプルに説明しましたが、実際のロジカルシンキングは奥深く、もっと複雑な場合もあります。それでも、分解とグルーピングという基本は変わりません。難しい用語に惑わされず、しっかりと基礎を身につけましょう。