留学後の短期間でも密度の濃い就活をする秘訣。

 

総合商社やメガバンク、大手メーカーなどが経団連のルールに則って採用を行う一方、インターンなどを早期から行い、採用を行う企業もあります。 留学や体育会などで早くから就活をすることが難しい人は、どう動けば短期間で密度の濃い納得のいく就活を送ることができるのでしょうか。 今回は、留学経験のある筆者が各段階で何を考え、どう動いたかを交えながら、内定の秘訣を示したいと思います。

留学先でやった最低限のこと

就活解禁日を海外で迎えた筆者でしたが、とりあえずネットで就活サイトに登録し、会社のプレエントリーを行っていました。しかし、インターネット環境があまり良くない国に居たため、それ以上のことは出来ませんでした。

また現在インドで働いてらっしゃる先輩とネット通話で話すというOB訪問をしていました。これもネットの環境が悪く大変でしたが、リアルなお話が聞けて大変勉強になりました。

結局本格的な就活は帰国後にしか出来ないと感じ、今目の前にある課題を乗り越えることに尽力しました。そこで努力したことが就活でも活かせるし、自分のPRにもなるからです。

今出来ることを一生懸命やることが、就活だけでなく後の自分の将来にも繋がるという意識を持ちましょう。筆者の場合は、留学生活を満喫し、帰国してからはすぐに就活モードに切り替えて活動しました。

帰国後はとにかく説明会へ

筆者が帰国後すぐにしたことは、とにかく「説明会へ行くこと」です。「会社を知らないことには何も始まらない」と思い、少しでも気になる会社へエントリーし、とにかく説明会へ行っていました。

その際、出来るだけ色々な業界や企業の説明会へ行くことを意識していました。筆者は、自分がアルバイトをしていたお店の本社や、あまりイメージの良くなかった会社まで様々な会社の説明会に足を運んだこともあります。

ここでのポイントは「業界を絞らないこと」です。既に第一志望の業界があったとしても、他業界をしっかり見つめましょう。興味のない業界であっても、社員さんが自分にとても合っていたり、思わぬ職種に出会えたりすることも多いからです。

また、様々な説明会に行くことで、第一志望の企業を相対的に考えることができます。その企業は同業他社に比べてどうなのか、他業界に比べてどうなのか、ということです。

そうすることで、さらに志望理由に説得力がつくこともあれば、第一志望の企業が変わることもあるでしょう。

自分の思い込みで業界や企業を絞るのは大変危険です。一生で他社を数多く見られる機会はそうないのですから、楽しみながら様々な説明会へ行くことをオススメします。

自分の「軸」を早く固める

多くの説明会に行き、様々な情報を得ることで、「自分が本当にしたいことは何なのか」、「将来どんな自分になっていたいのか」というイメージが徐々に明確になってきます。

就活で、「やりたいことが見つからない」という人も多くいると思います。しかし、自分のことをきちんと知り、自分のしたいことを明確に持っている人は内定も獲得しやすいです。

自分のことは自分で表現し説明しなければ、面接では受かりません。自分のことをきっちり理解しないまま闇雲に面接だけ受けていても、企業側も採用してはくれません。

筆者自身は様々な企業を見る中で自分の中で絶対妥協できない軸を3つ見つけました。

それを基準に企業を見つめ、面接でもその軸を明確に話すようにしていました。その軸が満たされそうな企業では通りましたし、それが実現できないだろう企業では早い段階で落ちました。

当時は落ち込んだこともありました。しかし、はっきりとした自分を持っていたからこそ、早い段階でミスマッチを避けることができたのだと、今ではポジティブに考えられています。

当たり前をコツコツと

ここまで読んできて「なんだ、書いていることは当たり前じゃないか」と思う方も多いかもしれません。

そうです、筆者は就活において特別なことは全くしていません。しかし、就活中はこの「当たり前のこと」に、なかなか気づけないのです。

就活中は、ESやOB訪問、SPIなどしなければならないことが多く、大事なポイントが埋もれてしまいがちです。

早い段階で自分の軸を見つけ、その軸がマッチした企業と出会えれば、就活をしていた期間は関係なく、納得して就活を終えることができます。

逆に、自分の軸を見つけても、いつまでもその軸に合わない企業を見ていては辿りつけませんし、自分の軸を知らずに闇雲に就活をしても、遠回りしてしまうだけです。

思い込みによる企業選びはやめて、自己分析から自分のやりたいこと、求める環境について整理してから就活に臨むようにしてみてください。

自分のことを知り、数多くの企業を知り、軸とマッチするところに絞っていくことができれば、自分に合った会社や仕事が選べるでしょう。一生に一度の就活、皆さんもぜひ一生懸命取り組んでみてください。