総合商社内定者の私が、夏に多くの業界を見た理由

 

こんにちは。筆者は京都大学の4年生で総合商社の内定者です。筆者は父親と尊敬する先輩に影響を受け、国益に資する規模の大きな仕事がしたいと感じ商社を志望しました。自身の経験から、どうしても皆さんに伝えたいことがあります。それは「現時点で総合商社を志望していても、他業界も見ておくべきだ」という事です。今回は、就活を通じて他業界を見ることのメリットについて紹介していきます。

他業界を詳しく知る事で自分のキャリア選択に納得感が増す

特に、サマーインターンは色々な業界の色々な企業に潜り込める絶好の機会です。

各々が感じる総合商社の魅力は様々だと思います。しかし、本当にその魅力は総合商社にしかないのでしょうか。もしかすると、他業界の魅力の方が自分にしっくり来る場合もあります。

この夏にそういった検証を行えると、自分のキャリア選択により納得感を持つことができるでしょう。実際私も様々な業界を見た結果、やはり総合商社しかないと思え早期から思い切って商社に志望業界を絞って対策に取り組む事ができました。また志望動機も深まったことが内定に繋がったと考えています。

他業界と商社の関係を体験することができる

商社を志望している皆さんであればご存知だと思いますが、商社は本当に様々な関係者(ステークホルダー)を巻き込んで事業を行っていきます。そのためには商社のことだけでなく、他業界の構造がどうなっていて、どういう風土の中ビジネスを行っているのかを理解することが不可欠です。サマーインターンは様々な業界の中に潜り込んで知識を吸収し、理解力を高めるのに最適な機会だと思います。

また、ベンチャー企業と比較すると商社では下積みが長く、オペレーションや職場環境もしっかりと整備されています。そのため、つい居心地がよく自分が何をやりたいのか、このままでいいのかなど内省する機会に乏しいという声をよく聞きます。

その真偽はさておき、自分で何をするか一から考えてやるというベンチャーマインドを持っている人に多く会うことで、商社に入社しても甘んじずにしっかりと内省を行いつつ、日々上を向きながら働いていけるのではないかとも考えています。

経験を積む事で能力の向上と自信に繋がる

商社の内定を取るために夏の段階では、外資系投資銀行や外資コンサルのインターンに参加し、あわよくばそのまま内定を獲得し「箔」をつけるようとする学生も周囲には多くいました。

しかし、外資系のインターンに参加し、内定を取ったからといって選考で有利になる事は経験上一切ありませんでした。これは「箔」があるから内定が取れた、という事態が生じ得ないことを意味しています。

実際商社の内定者には外資系企業のインターン参加者や内定者が少なからずいますが、彼らは「箔」があるから内定が取れたのではなく、「優秀と言われる学生が集まる外資系の企業で経験を積み、能力と自信をつけたから」内定が取れたのです。

別に外資系のインターンに行くべきと言っているのではないです。日系企業でも恐るべきほど優秀な人材が集まるインターンが数多くあります。私自身、外資系コンサルからスタートアップのベンチャーまで幅広くインターンに参加しましたがどこにも優秀な社員、学生が数多くいました。

大切なのは「どこのインターンに行き内定を持っているか」ではなく、「インターンで何を行い、どういう気づきを得、自分の学びとできたか」です。このことを忘れず、是非是非、様々なインターンに挑戦し、経験を積んでいってください。