企業ブランドだけで選んでいませんか。中小企業で働くメリットとは。

 

中小企業に進む筆者ですが、様々な人の様々な反応をみて、思うことがあります。それは、「就職活動のゴールが大手企業に入ることのように勘違いされている」ということ。 「中小企業なんかに行ってどうするの。」「名前も知らないようなところに行くんだね。」「中小企業に入社する意味ってあるの。」実際に、このように声をかけられたこともあります。確かに、大学までは偏差値という共通指標で進路のレベル感を図ることができたので、極端のことを言えば、なにも考えずに偏差値の高い学校を目指せばよかったのかもしれません。しかし、企業選択は大学までの進路選択とは全く違います。 そもそも、就職活動における成功とは、大企業に入ることなのでしょうか。今回は、就職活動における決断の重みと中小企業で働くことのメリットをお伝えします。

大手企業に入社できれば成功なのか。

 

実に日本の学生の6割が、大手志向であると言われています。

特に四年制の大学を出た人には、「大手企業に行きたい、大手企業に行かなくては」と思っている人が多いように思います。なぜそのように思うのでしょうか

その理由として、「大手のブランドに惹かれる」「社会的地位のため」「世間一般の目があるから」「有名大学へ行ったのに、中小企業に行くのは嫌だ」「親が安心するから」などが挙げられています。

しかし、それは本当に自分の納得いく道なのでしょうか。

就職活動を、会社に入るためだけの活動だと思っていませんか。

残りの人生のうちの大半が労働時間です。それを踏まえると、自分の人生を通してなりたい姿、成し遂げたいことを考えた時に、その達成の手段として「働く」ということがあると考えるべきなのです。

なりたい姿のために、大手企業でできることは何なのでしょうか。あなたにとって、大手企業の良さは何でしょうか。入社をゴールとするのではなく、自分のなりたい姿を見据えた上でこのように考えることも必要なのです。

 

中小企業のメリットって。

中小企業に進む身として、中小企業に行く意味、メリットをお伝えしたいと思います。

そもそも、筆者にとって中小企業と大手企業の差は、「資本力」と「従業員数」にあると考えています。いわゆる「規模の差」です。

中小企業には、大手企業の持つブランド力などがない分、一つ一つの仕事に「必死感」があります。新入社員の力を借りてでも事業を進めたい、という思いがあります。つまり、新入社員であっても仕事を任せてもらえることが多いといえます。

勿論、大手企業の中でも新入社員でありながらも仕事を任せてもらえる、ということがあると思いますが、それは何千人のうちの1人です。

「自分が活躍をしている!」という実感が欲しい、または「上に動かされる働き方はあんまり好きじゃない」という人には、むしろ中小企業で、自分の仕事の影響力が高い環境にいるほうが、楽しく仕事ができるのかもしれません。

 

企業を規模だけで推し量らないように。

有名企業など大手企業は、確かに、ブランド力や資本力など、中小企業にはない魅力がたくさんあります。しかし、それだけで企業を選んではいませんか。

それらの要素が理由の一つになるのは分かりますが、それぞれの要素が、なぜ自分にとって魅力的なのか、を考えてみることが必要です。

すべての人にとって「大手企業=成功」というわけではありません。「納得のいく就活=成功」であると、エンカレッジでは定義しています。納得いく就活をするためにも、改めて、自分にとってどういうことが必要なのかを考え直してみましょう。

これからの人生の半分以上が仕事である以上、企業の名前や規模だけで選ぶのは、かなりリスクが高いです。企業ありきの自分ではなく、自分の目標を前提に、企業を選んでいきましょう。

そう考えれば、納得のいく就職活動の終わり方ができるのではないでしょうか。